カナダの調査会社・Angus Reid Instituteが最近行った興味深いアンケート。それは、「どの州が自分が住んでいる州と一番仲が良い・関りが深い・繋がりが深いですか?」と言うもの。


それによると、まあ予想されたものですが、ケベック州が一番全ての州から「関りが深くない」と思われているみたい。言語的な問題が一番でしょうけど、それ以外にもケベック州は連邦政府から毎年他の州と比べてずば抜けて高い金額の予算をもらっていますし、他の州からしたらやっぱりいい気分はしないでしょうからねー。ある意味、当然の結果かも。


それよりも気になったのはBC州。特にカナダ西部・中部州において、BC州への関心が薄いというか、繋がりが深いとは感じていないようなんです。でもBC州以外はそれぞれかなり深いつながりを感じている様子。


Provinces JAN252019 01
(ケベック州は知っていましたが、意外とBC州も嫌われ者?!Global Newsサイトより。)


例えば、アルバータ州の77%の人はサスカチュワン州に深いつながりを感じていて、同じくサスカチュワン州では75%の人がアルバータ州に同じように深いつながりを感じています。他にもアルバータ州とマニトバ州で互いに約40%の人がつながりが深いと答えているし、サスカチュワン州とマニトバ州では互いに約62-63%の人がつながりが深いと答えています。


一方、BC州の31%の人はお隣のアルバータ州へのつながりが深いと答えていますが、アルバータ州では19%の人しかBC州への親しみを感じていないようです。逆に、「どの州が一番仲が良くない、かかわりが薄いですか?」という問いに対して、BC州の47%がアルバータ州、アルバータ州の57%がBC州と答えています。


モントリオールにいては感じませんが、アルバータ州とBC州、及び西中部3州とBC州はお互いにライバルと言うか、そういう意識があるのかもしれませんねー。


なんか久しぶりに面白い統計・アンケートを発見しました!







(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)