トロント在住のPamir Hakimzadahは先日、ISISに加入しようとした容疑で逮捕されます。そして裁判で、彼は容疑を認めていて、結果長い期間の収監となる予定です。まあ彼自身が移民・難民ではありませんが、結果としてカナダで生を受け、カナダの文化を享受していたにもかかわらず、イスラム教の過激な教えに傾倒していったんでしょう。。これは個人的な資質の問題だと思いますが、この行動・ニュースは結果としてカナダ人の中の「イスラム教に対する恐怖」を増やしてしまった感が、ニュースのコメントからは見て取れます。

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(逮捕されたPamir Hakimzadah。Global Newsサイトより。)

まあ、彼が長い間収監(10年以上だといわれています)されるのも当然ですが、それ以上のカナダ社会に与えた影響が大きいですよね。


また、このブログでも取り上げましたが、サウジアラビアから難民申請して許可された女性・Rahaf Mohammedさん。Rahafさんの件により、今までの難民申請のプロセスを早める措置が取られるとカナダ政府は発表しております。どういうことかと言うと、特定の国で特定の条件に遭った人たちからの難民申請のプロセスを早める、ということだそうです。

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(Rahaf Mohammedさん。Global Newsサイトより。)

例えば、リビアで拷問や誘拐に遭った、パキスタンから宗教的な理由で、サウジアラビアから女性と言う理由で、迫害等があった場合は難民申請のプロセスを早めるというものらしいです。確かにこれは人道上必要な措置かもしれません。


が一方で、別のニュースですが、ハンガリーから実父の虐待を恐れてカナダに難民申請し、カナダに既に生活の基盤を持っていた家族が強制退去の危機に瀕しています。確かに、虐待と言うのは難民申請の理由としては弱いかもしれませんし、国内で解決できるという判断もあるかと思いますが、一方で上記のようにある特定の宗教を理由にする迫害が認められて、命の危機につながる虐待が認められないのはちょっと違和感を覚えます。

(** ちなみにこのケース、結局このハンガリー人親子の難民申請は却下されました。が、カナダへの短期滞在許可が今のところ降りているようです。ただその後は強制出国させられる可能性があります。 **)

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(強制退去におびえるハンガリーからの難民申請者。Global Newsサイトより。)

また更に、一昨年から続いているカナダへの不法入国及びカナダでの難民申請。ほとんどのケースが「難民申請」出来る条件ではない、ただ単にカナダに来たい人達。でも難民申請した以上、またカナダに拘束されている以上、彼・彼女たちはカナダに今のところ合法的に滞在できてしまうんです。


なんかやっぱりカナダ政府のやっていることはチグハグすぎるというか、ある特定の人たちに偏った利益ばかりが提供されている気がします


本当に公平に取り扱うためには、もっと厳しくルール・法律を適用すべきだと思います。そうすれば本当に助けが必要な人たちにお金も時間も費やせますから。ただそれを現トルドー政権ができるとは思いません・・・。やっぱり早く総選挙を行うべきでしょうね・・。








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