まずはこちらの映像から:


先週も少しお話ししましたが、今カナダで一番注目されている政権スキャンダル。まずはちょっとおさらいを。


ここモントリオールに本社を持つ、不動産エンジニアリング会社・SNC-Lavallin。この会社を巡っては、2015年に贈賄容疑で起訴されたんです。起訴内容は、2001 - 2011年のおよそ10年間、リビアにおいての政府事業を受注するために現地の政府関係者にわいろを贈っていたという容疑。


当時はトルドー政権発足直後。今年1月までトルドー政権で法相・司法長官を務めていたJody Wilson-Raybouldさんは、この件を巡って、トルドー首相及びその側近から、SNC-Lavallinに便宜を図り、裁判にかけるのではなく司法取引等で決着するように圧力がかかっていた、と先月2/28の議会で証言。彼女は今年1月に法相・司法長官から退役軍人相に”降格”させられ、2月に辞任。この降格人事もトルドー首相の要望に沿わなかったための「報復人事」だと思うとも議会で述べています。

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(議会で証言するJody Wilson-Raybouldさん。Global Newsサイトより。)

この件に関しては野党保守党はトルドー首相の辞任を要求

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(Jody Wilson-Raybouldさんの証言後にトルドー首相の辞任を要求するAndrew Scheer保守党党首。Global Newsサイトより。)

しかしトルドー首相はJody Wilson-Raybouldさんの証言を全否定。辞任意思もないと。

これに便乗したのが中国。3/1からファーウェイのCFOのアメリカ引き渡し審理が始まりますが、「司法の独立性」を述べて、この件に関しては一切関知しないと述べていたトルドー首相。もしアメリカ引き渡しが決まれば、絶対に中国は「司法の独立性」がない、SNC-Lavallinと同じく政権が関与した、って言ってきそうですね。まあ、そもそも自由も平等もなく、弾圧政治がまかり通っている中国がそんなこと言うこと自体、おこがましいんですけどね。。


でも本当、これ致命的な事件ですね。総選挙まで10か月を切ったこの時点での政治スキャンダル。かなりやばいでしょうね。


それにしても・・・。偶然かもしれませんが、日本の隣で様々な問題を引き起こしている韓国も左派・リベラル政権となって司法判断に介入していますしね。カナダもリベラル政権。リベラルって司法介入が好きなのかな??それともやっぱりそれはただの偶然??


今後ともこのニュースは目が離せません!!







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