世界的に色々な大きな問題が起きているのでちょっと注目度はカナダ国内でも減っているような気もしますが、それでも毎日のニュースで取り上げられているこの事件。その後どういった動きがあったのでしょうか?


まず国際組織であるOECD(経済協力機構)の腐敗防止委員会にてこの事件が取り上げられ、委員が「懸念」を表明しました。また今後この事件を「注視していく」とも。つまりこの事件、カナダ国内のみならず国際社会の目にさらされて注目されてきつつあるようです。


SNC MAR172019 01
(OECDのコメント。Global Newsサイトより。)

それに対していまだに効果的な対策・発言をしていないトルドー首相。そのせいか、世論調査ではトルドー首相個人への支持率及び率いるリベラル党への支持率も下がっているようですねー。

snc mar162019 01
(いまだ窮地に立たされているトルドー首相。Global Newsサイトより。)

一方SNC-Lavalin社側では、去年2018年よりケベック州の新政権を担当している現与党・CAQの政権幹部へ接触を図り、連邦政府にこの事件を穏便に済ます(起訴されないように)ようにしてほしい、と言う依頼をロビー活動を通して行っていたことが発覚。連邦政府のリベラル党や政権中心部へのコンタクトだけでなく、本社のあるケベック州の州政府にも手を伸ばしていたんですね・・・。


その際はCAQ政権も何度か連邦政府と話をしたようですが、前退役軍人相のWilson-Raybouldさんが辞任して以降は一切連邦政府へのコンタクトを取らなくしたそうです。まあ当然でしょうね・・。この件に関してはCAQ党も現ケベック州政府も責められることがありそうな予感。さらにさらに、もしかしたらモントリオール市長や市議にもロビー活動をしていた可能性もあると思うんです。

snc mar162019 02
(SNC-Lavalin社の社長。CBCニュースサイトより。)

トルドー首相の地盤はここモントリオール。なので大きな票が期待できる地元の大企業の要請をはねつけることができなかったんでしょう。それはCAQ党・ケベック州政党も一緒。なので、モントリオール市長やその与党も同様な気がするんですが・・・。


まだまだ色々な「爆弾」が出てきてさく裂しそうですね、この事件。。。







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