まずはこちらの映像を:


こちらは映像と言うより録音テープなんですが、実はこれ、先週金曜日に公開されたもので、SNC-Lavalin事件で職を辞した前退役軍人相のJody Wilson-Raybouldさんが、法相兼司法長官を務めていた際、この事件に関して圧力をかけてくる連邦政府関係者、及びその下で働く人たちとの会話のやり取りを録音したものなんです。

JODY MAR302019 01
(議会で証言するJody Wilson-Raybouldさん。Global Newsサイトより。)

このテープではMichael Wernickと言う、公務員のトップで政府諮問機関のトップなんでしょうかね、とにかくこの事件の関係者の一人との電話でのやり取りが録音されています。


実はこのテープが公開される前まで、トルドー首相やJody Wilson-Raybouldさんは今回の事件に関して、「妨害を受けている」と言うような報告は一切してこなかった、と述べています。つまりトルドー首相側とすれば、「Jody Wilson-Raybouldさんはこの件を問題視していなかった」と言いたかったんでしょうが、このテープには明確に彼女が政府の干渉に危機感を持っているのがわかります。


更にJody Wilson-Raybouldさんは、法相兼司法長官から退役軍人相に”降格”した際、「後任の法相兼司法長官が、SNC-Lavalinに有利になるような取り扱いをした場合、すぐにこの内閣から離れよう(退役軍人相を辞任しよう)」と心に決めていたとのこと。そして実際、辞任します。Jody Wilson-Raybouldさんからすれば、「法相兼司法長官を辞めさせられたのは、法の独立性よりも政府の言いなりに動ける人物を当てて、問題を政府の思うように解決したい」という思惑からきていることの証明になるわけです。


これでますますトルドー政権は窮地に陥りましたね。ネット上でもトルドー政権には批判の嵐です。総選挙まで約半年。この時期にこういったスキャンダル、しかもトルドー首相も関与していたと思われるというところがダメージが大きいですよね。。


今後どういった経緯を踏もうが、とりあえずこの件は総選挙での「リベラル党離れ」の大きな要因になりそうですね。。









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