去年カナダにて乾燥大麻の合法化に踏み切った際、トルドー首相は理由の一つに「闇市場(ブラックマーケット)を駆逐して、乾燥大麻市場をビジネスとして成長させる」狙いがあったそうです。まあ、ブラックマーケットで非合法取引をされて、そのお金が全部非合法組織に行くより、合法化して政府に来る方が良いっていう考えでしょう。


が、その考え・思惑は思いっきり外れます。


Statistics Canadaの統計によると、2018年の第四四半期、乾燥大麻の総消費量のうち、適切に手に入れられたものはおよそ21%しかなく、残りの79%はブラックマーケットから入手され消費されたもの、と発表しました。それには沢山理由がありますが、まず値段がブラックマーケットに比べて格段に高いこと。そして商品在庫をきちんと抱えていないこと(すぐに在庫切れを起こす)が挙げられます。

Pot MAR302019 01
(ブラックマーケットだけが成長している・・。The Guardianサイトより。)

つまりトルドー政権がしたことは、「乾燥大麻の合法化により潜在的顧客を大麻に集めて、結果その人たちの多数がブラックマーケットに流れて、非合法組織の資金源を肥え太らせる」結果になりつつあるんです。乾燥大麻を合法化した際に、その理由のよりどころにした一つが完全に逆に言ってしまったということですね・・・。


最近のトルドー政権は本当、裏目裏目しか出ないですね・・。







(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)
スポンサードリンク