ケベック州のある50代の女性。彼女は市民ランナーで、毎年夏は精力的にマラソン等に挑戦しています。そんな彼女が去年10月、足首に痛みを覚えて病院を訪れました。そしてレントゲン写真も撮って・・・・。で、その結果が出たのがなんと4か月後なんです!

Hospital APR132019 01
(散々な目に会った女性。。でもこれがケベック州の医療の現実。Global Newsサイトより。)

そしてその時に「足首にひびが入っている」という診断が。つまり彼女は4か月間も足首にひびが入っていたのに放置された状態だったんです。その時の病院側の言い訳は、「レントゲンを判断できる医師・技師が不足していたから」ということだったんですが、実は彼女のレントゲン写真が撮影後1か月以上も「放置」されていたんですって。


まあ私はこのニュースを聞いても驚きもしませんでした・・・。何度か当ブログでも書いている通り、ケベック州の医療制度ははっきり言って最悪です。医療費が無料であるため、大したことなくても沢山の患者さんが訪れ、結果初診までにかかる時間が10-12時間ほど。更には上記ケースのように、ほったらかしにされることもままあります。


ちょうど去年の今頃、奥さんが耐えられないほどの胃上部の激痛に襲われて病院に行きましたが、12時間以上待って診察され下されたのは「ただの胃痛」。でもその後も何度も頻発し、その度に12時間待って診察を受けて、同じ結果・・・。あまりにもおかしいので、詳細検査をするようにお願いしたところ、実は「胆嚢結石症」だったんです。


これだけ見ても、「医者のレベル」がまず大して高くないことがわかります、少なくとも訪れた病院では。しかも最悪なのが、患者さんは病院を変えることができないんです。つまり、初診の病院が最後まで面倒を見ることに。でもこんな風に「質の悪い」医者に当たったら最悪。結局上記の女性のように、奥さんも3-4か月間も「誤診」とまではいきませんが、「原因を見つける」ことができない医者に当たって痛みに耐えていたんです。


それから手術の予約等も、ドタキャンされたりとてんやわんや。本当、この国では病気になるものではありません。。。カナダの医療だけは本当に不満が大きいんです、私。もっとうまくやれると思うんですけどね。少なくとも、医療費無料の弊害がこういう風に出ているのであれば、医療費10%負担とか、「実費」にしても良いのでは?


ちょっと将来的に不安を感じてしまいますね・・・。







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