まずはこちらの写真を。

MUSLIM APR282019 01
(Shaymaa Ismaa’eelさんによる素敵な反撃。Global Newsサイトより)

これ、アメリカはワシントンD.C.において。反イスラムを叫ぶ団体の前を通りがかったイスラム教徒のShaymaa Ismaa’eelさん、24歳。彼女はこの団体のスピーチに怒りを覚えたそうですが、ただ口論等で争うのではなく、「やさしさ」「寛容さ」を見せつけて強烈な反対メッセージを表したいと考え、上記のような写真を撮ったそうです。


この写真には沢山のいいね!が付けられ、シェアされている様子。


これ、本当に賢い「戦い方」だなーと思いました。でもShaymaaさんには十分身の回りを気を付けてもらいたいと思います。と言うのはこういう反対団体って、Shaymaaさんが見せたような「寛容さ」は持っていませんし、暴力的な行動を取るものです。それはISISなどイスラム側の団体と一緒。


一般のイスラム教徒の人たちは、社会のルールを守っている以上、差別を受けるべきではないと思います。これは幾度か当ブログでも述べていますが・・。逆に、移民した土地での習慣やルールよりイスラムの教えの方を尊重するっていうケースでは、それなりの改善がイスラム教徒側に求められると思うんです。じゃないと、「他者の全てを受け入れましょう」と言うリベラル思想で受け入れた人たちが「自分たちは自分たちのやりたいようにする」と言う行動を起こした場合、リベラル思想を苦々しく思っているその他の人たちはどう感じるでしょうか?


その人たちも「他者の全てを受け入れる」べき?
「移住者はその土地のルールを一番尊重すべき」?


色々と意見はあると思います・・・。


話は逸れましたが、Shaymaaさんの勇気ある行動は素晴らしいと思いますし、こういう反対団体はそれこそISISなどに対して行動を起こすべきで、一般のイスラム教徒の人たちをターゲットにするのはちょっと違うのでは??







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