先週ブログでお伝えした通り、オンタリオ州やケベック州等の一部ではいまだに洪水の影響が出ており、ケベック州だけで約7,000人が避難しています。現在もまだ水は引かず、多くの地域で家が水没したりして悲惨な状況になっています・・。
また水没とまではいかなくとも、水位が上がって家屋に迫っている地域も数多くあり、そういうところではケベック州軍や消防等が協力して避難勧告を出したり、住民が土嚢を積んで対応したりしています。
そんな中、トルドー首相が被災地を訪れて、被災者に非難されるという映像が・・:
これ、トルドー首相が自身の子どもたちと被災地を訪れたんですが、警備の人間等が邪魔で、ボランティアの人たちの活動を結果的に妨げていたんです。早く土嚢を積んで準備したいのに遅々として進まない・・・。この状況にいら立ったボランティアがトルドー首相を非難しているんです。
でもこれ、当然ですよね。仮にも政治家であれば、その辺りを考慮して、本当に大変な場所にはいかないでおくべき。自身の「スタンドプレー」のために被災者をないがしろにするべきではないんですよね、本来。少なくとも、事前にちゃんと調べておくべきでした。そういうことをせずに突如現れて、結果被災者に非難される・・・。
なんか東日本大震災時の菅首相を思い出させます・・。なので、リベラル派って同じ施行に陥るのかな?と思ったんです。ただ単に「経験不足」と言うのもあったのかもしれませんが、もっと勘ぐれば、両ケースとも与党の勢いが減ってきていたところだったので、やっぱり「パフォーマンス」的な要素もあったのでは?と思います。そしてそれが結果的に「悪手」として支持率をもっと下げてしまう・・・。
一刻も早く水害からの復興がなされるように、連邦政府は「パフォーマンス」ではなく、地道で確実な方針を遂行して欲しいものです。
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