ここ最近はニュースでも下火になりつつある、カナダ連邦政府を揺るがしているSNCスキャンダル。かいつまんで説明すると、SNC-Lavallinと言う不動産デベロッパーがリビアでの政府系の仕事の受注に絡んで贈賄容疑を持たれており、その件に関して当時の法相兼司法長官にトルドー首相及び彼の政権が、事件を表面化しないように、と圧力をかけていたという疑惑。


当時の法相兼司法長官がこの圧力に屈しなかったことで、トルドー首相は彼女を罷免し別の大臣職にあてがいます。これに不満を感じた彼女はその職を辞任、そして公聴会で圧力があったことを証言。彼女は彼女を支えてくれたもう一人の女性とともにリベラル党の幹部会から追放。結果的にリベラル党からの追放に等しい処分を受け、トルドー首相への民衆の疑惑はさらに膨れました。


このSNC-Lavallin社、本社がここモントリオールにあり、ケベック州に強い影響力を持つリベラル党としてはやはり特別の配慮をしていたのでは?と当時から疑われていましたが、その裏付けとなりうることが公表されます・・・。

SNC MAY042019 01
(SNC社とリベラル党に更に疑惑の目が向けられることに・・。CBCニュースサイトより。)

カナダの選挙委員会が公表した調査結果によると、SNC-Lavallinの当時の幹部職及びその家族が2004年から2008年にかけてリベラル党に合計で11万カナダドル(約880万円)の献金をしており、且つこの献金額全てが後にSNC-Lavallin社が実質肩代わりしていたという、日本で言う「公職選挙法違反」に当たる行動を取っていたというのが公表されたんです。


つまり、昔からSNC-Lavallin社とリベラル党は密接な関係にあり、上記スキャンダルもその「当然の帰結」として起こったものだ、と・・・・。


これまた非難を浴びそうですね、リベラル党は。どう対応していくのか、しらを切りとおすのか、きちんとした納得できる説明ができるのか、ちょっと注目ですね。







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