ケベック州では勢いがなくなったとはいえ、いまだに「ケベック州の独立」を掲げる政党やグループが存在します。そんなグループがカタルーニャ州政府前首相で現在スペインから逃亡しているCarles Puigdemontさんを、ケベック州の独立についてのセミナーにゲストとして招致したんですが、ケベック州に到着予定の2日前にカナダ連邦政府からビザの発給を拒否され、カナダ入国が出来なくなりました。

Catalan MAY042019 01
(ケベック州を訪問予定だったCarles Puigdemontさん。CTVニュースサイトより。)

この件では主催者のケベック州の独立グループおよびCarles Puigdemontさん自身がカナダ政府に説明を求め、且つ被害届も出す予定だそうです。


このCarles Puigdemontさん、州政府首相時代の2017年、スペイン連邦政府から再三にわたり警告されたにも関わらず、州の独立投票を行い、結果スペインにいられなくなって現在ベルギーに逃亡中なんですって。スペイン政府は反逆罪で彼を追っており、逮捕されれば懲役25年以上の刑期を食らう可能性が・・。


この辺りは政治的な判断且つ外交上の問題もあるので、一概に入国拒否が悪い判断だったとは言えないと思います。スペインとの無用な軋轢を回避しつつ、連邦政府同士としてはお互いに内部に「分離独立を考えている州」を持っているという共通点もありますので、逆に親近感は他の国よりもあるのかも。


でも実際問題、ケベック州は独立はもう不可能だと思います。逆にカナダの他の州がケベック州を「独立させたい、カナダの一部から離したい」と考えていると思います。様子が逆になってきつつある気が・・・。


このケベック州独立、そのうち自発的な独立と言うより、「他の州から嫌われて、どうしようもなくなってカナダ連邦から離れる」って形に将来なるかも・・・。








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