カナダの航空においては、ナショナルフラッグであるエア・カナダが一番有名ですしマーケット占有率も一番。まあこれは当然でしょう。で、このエア・カナダ以外にもいくつか航空会社がカナダにはありますが、エア・トランザットもその一つ。
このエア・トランザットはここモントリオールを本拠地にして、設立。なんと現ケベック州政府首相のFrancois Legaultさんも創設者のうちのひとりなんです。本社はここモントリオールにありますが、カナダ西部のカルガリーやバンクーバーも拠点として成長を続けております。
またヨーロッパ向け市場ではエア・カナダの43%に次いで20%とマーケット第二位の地位につけ、カリブ海諸国向けのフライト市場ででもシャア22%と、上位2社(サン・ウィング-27%、エア・カナダ-24%)と小差の第三位。結構大きな航空会社なんです。
ただ私は一度も利用したことないので何とも言えないですが、売却交渉が出ているということは、経営自体が思わしくないのか、マーケットシェアで衰退しているのか、何かしらの原因があるんでしょうね。でも大手のエア・カナダに買収されるとすれば良いかも。お互いに路線が重複しないようにしている部分もあるので、そういった部分ではエア・カナダ側が未就航路線を手っ取り早く取得できるし、エア・トランザット利用客としてもスター・アライアンスグループのエア・カナダにはマイレージ等でもメリットがありそう。
この話、まだ交渉段階ですが、本格化してくれることを望みます!
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コメント
コメント一覧 (2)
そうですね、やはり英語とフランス語と言う国連公用語の2つが普通に使われている都市として、航空関係とかビジネス関係でも本社がモントリオールにあるケースは多いですね、例えばBell CANADA(通信)、BMOにNBC(銀行)、CN(鉄道)などなど。また、マイクロソフトやアマゾン、フェイスブックなどが研究施設をモントリオールに次々に開設していますし、大手本社が沢山ありますので、それ関係で働いている人も多いと思いますよ。
今後とも当ブログをよろしくお願いいたします!
確かエアカナダ、ボンバルデイア、カナダ版NASAもモントリオールに本社がありますし、モントリオールは航空宇宙業界が集まっているんですね。
ということはそれ関係で働いている人も多いのでしょうか??