カナダにおける銃所持は以下の3つのタイプに分かれています。


- 所持禁止(オートマチック銃、機関銃など。)
- 制限あり(拳銃など。これらは現地警察に登録する必要があります。)
- 制限なし(猟銃など。)


ただし、この3番目の制限なし、ケベック州以外なんです。と言うのは、ケベック州の前政権、リベラル党政権時代に「猟銃も登録制に。制限性に。」と言う法案が可決して、それが今年1月から施行されたんです。

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(猟銃に対して規制を強化するケベック州。Global Newsサイトより。)

この法案の影響でしょうか、ケベック州では去年4/1から今年の3/31までの1年間に、猟銃を手放す人たち(警察に返還?と言うか、差し出すというか、要は手元から警察に移すって感じです)が増え、合計で5,250丁の猟銃が警察に引き渡されたそうです。これは前年同月比で約118%増


まあ、2015年時点での発表ですが、ケベック州にはおよそ160万丁の猟銃があるといわれており、それから比べると微々たるものですが、でも確実に減っているのは良いことかな?とも思います。

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(猟銃はその入手のしやすさがちょっと怖いという気がします。Global Newsサイトより。)

ただこれには猟の愛好会や団体が反発。猟銃の登録をボイコットしようという運動を行っています。実際カナダの歴史では、連邦政府がリベラル党だった時の1995年に一度猟銃の登録制を導入したんですが、当初試算した予算・経費が約1億1,000万ドル(およそ88億円)だったんです。でも実際はその数倍にも上り、結果血税が投入されて税負担が増えるという結果になったことから、その後政権を取った保守党により2012年に廃止されたそうです。


その登録制をケベック州では復活させた、と言うことですね。現ケベック州政府はそれでも猟銃保持者の反発を和らげようと色々と打開策を練っているようです。


ただ私は個人的には銃という、ちょっと一般社会では必要のない・目に見かけないもので、且つ犯罪に利用される恐れが大きいものを登録制にするというのは賛成です。なんと言うか、猟銃の「入手しやすさ」「管理されない状況」が、銃を持たない身としては怖い気がするんです。まあ、「入手しやすさ」と言うのは私の勘違いで、本当は大変厳しいものかもしれませんが、いったん入手すれば誰からも管理されないっていうのが怖いです。


が一方で、この登録制により犯罪自体が減るのかな?と言うのはちょっと疑問。この関連性が証明できれば、もっともっと強気に登録制を進めることができると思いますが、実際はどうなることやら。。。


でも本当、銃を持たない身としては、安心させてもらいたいので登録制は良いことだと思います。







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