トルドー首相は5月末、各州と気候変動や住宅不足などの諸問題について協力して解決していく、という談話を発表しました。これ、総選挙前のパフォーマンスと言う点ではそうですが、それ以前に去年から今年にかけての各州の総選挙でリベラル党が衰退して保守党が大躍進したことで、連邦政府と州政府の間で対立が生まれていることからの発言だと思います。

Trudeau JUN012019 01
(州と連邦で対立が起きているのかな・・。Global Newsサイトより。)

例えば首都オタワを抱える最大の州・オンタリオ州では、州政府首相のDoug Fordさんがいくつかの連邦政府推進のプロジェクトを凍結しております。これにトルドー首相は反発し、批判しているんです。で、「Doug Fordさん率いるオンタリオ州政府が協力しなくても、連邦政府は独自にオンタリオ州内の各地方自治体とつながって問題を処理していく」って言っているんです。


でもそれじゃあ州政府の意味がないし、何よりなぜオンタリオ州を含めて各州でリベラル党が大敗したのか、そこの部分の根本的な反省がない限り、問題を悪化させこそすれ解決は無理だと思います。多分そこのところをトルドー首相は全く理解していないんでしょうね。


Doug Fordさんの政権も、連邦政府はオンタリオ州政府が申請したプロジェクトの許可をまだ出さず、協力的ではないと批判しています。


まあこれが最終的にどう落ち着くかはわかりませんが、少なくともトルドー・リベラル党連邦政権は各州選挙での大敗の反省はせず、まだまだ自分たちの「理想」を各地方自治体に押し付ける形で物事を進めようとしているようですね。


さてこれがどう影響するかな、あと4か月後に・・・。








(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)
スポンサードリンク