何度かこのブログでもご紹介している、LGBTQのためのプライドパレード。基本的には社会的少数派であるLGBTQの社会の中での認知度を高め、且つ受け入れやすくする社会を作ろうという、まあ支持集会だと思います。

PRIDE AUG182019 01
(何のためのパレード化、もう一度考えてみるべきでは?CBCニュースサイトより。)

さてこのプライドパレードのモントリオールでの実行委員会・Montreal Prideでの出来事。この委員会に雇用されたSophia Sahraneさんは、最初の仕事として、Montreal Prideと地元のアフリカ系コミュニティーの関係のレポート作成を依頼されます。Sophiaさんは熱心に取材し、地元の7つのアフリカ系コニュニティーと連絡を取りレポートを完成させます。


そのレポート内でSophiaさんは、「アフリカ系コミュニティーはMontreal Prideをあまり信頼していない。」「Montreal Prideもアフリカ系コミュニティーに対して寛容な姿勢が足りない。」「Montreal Prideは関係を発展させるための行動が必要。」と書いたところ、即日解雇

PRIDE AUG182019 02
(解雇されたSophiaさん。CBCニュースサイトより。)

解雇???なんで???


もう既にこの時点でこのMontreal Prideと言う組織がある種の「商業化」している組織、つまり「自分たちの組織に損をもたらす者を排除」することをためらわない組織だってことですよね。だって本来この組織は「啓発」活動や「支持」活動をするものですよね。それをもっとよくするためのレポートを無視して、作成者を解雇する。それってもう「企業」的な考え方であり、少なくともボランティアや「社会活動・市民活動」のグループではない気がします。


またこのMontreal Pride、ケベック州の首相François Legaultさんがパレードの参加を表明しましたが、それに対して拒否・非難しているんです。もうこうなると、「(参加者がLGBTQに好意的であっても)自分たちの組織に都合の悪い人たちは参加するな、自分たちの組織に100%賛成する者だけ来い」っていうパレード。何の意味があるの???


そうなるとやっぱりこのパレードって、本当にLGBTQのためではなく、この組織の「商業的」利権のために催されるもののような気がするのは私だけでしょうかね・・。








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