これもちょっと古いニュースになるんですが・・・。現ケベック州政府は7月、移民制度改革に伴い、ケベック州内の大学を卒業し、学位を取得した者に対する迅速な移民ビザ申請と言うメリットを11月まで暫定的に停止するという発表をしました。


これはどういうことかと言うと、以前も当ブログでお話ししたように、ケベック州内の大学を卒業したカナダ以外の国から来た学生さんは、卒業と同時に1-2年程度の労働ビザを申請できます。そして通常、この労働ビザを使ってカナダ国内で仕事をしながら、移民申請を行うんです。

UOM AUG312019 01
(こちらはモントリオール大学。Global Newsサイトより。)

これにはケベック州としても人材確保と言うメリットがありますし、その影響でケベック州の経済も良くなる、と言う思惑があってやっていたと思うんです。が、一方でケベック州の移民プログラムを利用して移民した人たちのうち半数以上が結局はケベック州以外の州に移動するという事実もあるんです。これにはフランス語圏と言う問題があるからでしょうが、一般的には「ケベック州は他の州と比べて移民プログラムが通りやすい」と言う認識があり、それで世界各国からケベック州の移民プログラムに人が集まり、運よく移民出来たら、英語圏のオンタリオ州などに移る・・・。


多分、そういった状況を鑑みての方策かもしれませんが、ちょっとネガティブに影響するかも。。せっかく世界中から人材が集まってきているので、今の制度はそのままに、あとはケベック州に定着するような方法を模索する方が良いのでは?その政策の一環でしょう、ケベック州政府は同時に移民向けのフランス語教育プログラムへの予算増加も決定しています。


今回の決定、今後どういう影響を与えるか、ちょっと気になりますね・・・。




(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)
スポンサードリンク