先月8月にモントリオールで行われたプライドパレード。これは当ブログでもお話ししているように、LGBTQの啓発を主としたイベント・パレードですが、個人的にはビジネス的な匂いが年々強くなっているような気がします。それでも、少数派の意見を周りに発信するという意味では、意義のあるものだと思っていたんですが・・。

今年、そのパレードに香港から参加した男性カップルが、モントリオールのプライドパレード主催者から参加を断られていたそうなんです。理由は、香港からの参加により、プライドパレードに政治的な意味合いが持ち込まれることを嫌ったため、更に主催者に脅し等の非難が来たためだそうです。まあ、非難は多分中国本土からの参加者や中国人留学生等から来たんでしょう。

Pride AUG292019 01
(参加を断られた香港から来た方。Global Newsサイトより。)

でも政治的なっていう理由はどうかなって思います。だってこの参加者は確かに香港から来たんでしょうが、政治的な理由はないでしょうから。またそういう意図があったとしても、それで参加を拒否するなら、なんでトルドー首相は同じようにプライドパレードを引き合いに出し、それに参加しなかった野党でライバルの保守党党首・Sheersさんを非難できたんですか??彼自身、このパレードを自身の政治的損得で使っていますよ?


確かに警備などセキュリティー面での不安はあるかもしれませんが、これって結局このプライドパレードは「中国などの政治的圧力には屈して、自身と同じ少数派を守る意思はない」っていう間違ったメッセージを送ってしまったんではないでしょうか?本来守るべき、そしてこのパレードの意義であるLGBTQの人を守らず、政治的配慮を特定のグループにだけ行う・・・。なんかちぐはぐっていうか、このイベントをやる意味が本当にわからなくなりましたね。どうせするならちゃんと整合性の取れる行動をし、そしてちゃんと少数派を守って欲しいものです。


このモントリオールのプライドパレード主催者の対応には、元在中国カナダ大使の方も非難を出していました、この香港からの参加者を参加させるべきだったと。







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