モントリオールから車で1時間半ほど北に向かったところにある中核都市・Trois-Rivières。モントリオールから州都であるケベックシティーに向かう際の中間地点でもあります。

この都市にあるローマカトリック教会、Saint-Jean-de-Brébeuf教会。こちらの教会、実は年に半年ほどしか開いておらず、色々な件を考慮して売却する予定だったんです。で、その売却先として真っ先に手を挙げたのがイスラム教のコミュニティー。現在もこのイスラム教コミュニティーはこの教会の敷地をことあるごとに借りているんだそうです。

Church OCT132019 01
(この問題、色々と余波が出てきそう・・。CTVニュースサイトより。)

これに対してこの教会の教区のキリスト教信者の一部が反発。少なくとも、この教会自体はそのままの形で残してほしい、とか、売却値段が安すぎる、とか理由は色々。ただやはり、「イスラム教」コミュニティーに売却するのは抵抗があるという人がいるみたいですね。


まあ確かにこの辺りは微妙な問題。イスラム教コミュニティー側も、他に代替地がなかったのかもしれませんが、教会を買い取ってイスラム教コミュニティーの持ち物にするっていうのは、現在の市民・国民感情からはちょっときついかも。勿論、宗教的な違いが差別を生むことはおかしなことですが、でも少なくとも今までは「持っている者(地元住民)が持っていない者(移民者など)に寛容になる」ことを「強制」された形での共存だったと思うんです、私は。なのでその「強制」からくる「歪」が大きくなり、結果お隣アメリカのように「保守」に揺り戻しが起きている・・。


同じようなことがこのケースにもあたるのではないでしょうか?もっともっと、心からお互いを尊敬しあう雰囲気を作るのが先の負うな気がしますけどねー。多分この記事も、イスラム教側や左派からは「差別だ!」っていう意見が出てきそう・・。


やっぱり宗教って本当に厄介なものですね。








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