何かと批判もされるケベック州議会与党で政権を握っているCAQ党。お隣のオンタリオ州ではケベック州で発行された行政と宗教の分離政策を非難する決議が採択されました。でもまあ、他州が勝手にケベック州を批判したところで何の拘束力もないので問題にしていないようですが。


CAQ党が政権を取って1年が経過しましたが、支持率は以前高止まりしているみたいです。岩盤支持層が40%ほどいると言われていますので、支持率がこれを割ったらレームダック化する可能性はありますが、今のところその兆しは見られません。その高支持率の理由の一つが、政権公約を実現しているというもの。上記の行政・宗教分離政策も、総選挙時の公約として掲げ、そして実現しています。


この政策を非難するグループやメディアに対しても、「CAQ党はこれを公約に掲げて前回選挙で大勝したので、公約実現を目指すのは当たり前」と言っています。至極当然ですね。


で、今回新たにまた2つ、政権公約を実現しております。


一つが、「ケベック州内での乾燥大麻使用年齢を21歳以上に引き上げる」事。これは議会を通過しており、ケベック州では年齢制限が引き上げられることになりました。良いことです!

SQDC NOV022019 01
(州内の大麻による事故などが減るかな??Global Newsサイトより。)

もう一つが、「移民審査時に「ケベック州の価値」を理解しているかのテストを実施する」と言うもの。これは、ケベック州に移民を希望する人たちに対して、ケベック州は男女平等であり、自由を愛する州ですよ、とか、ケベック州の価値観や文化等を理解させるのが目的だそう。確かに、移民してくる州の基本的価値観が分かっていないと、受け入れ側も怖いですからね。


この審査、来年から実施され、ケベック州の移民審査時に行われます。このテスト、2回落ちると授業を受ける必要が出てくるみたいです。フランス語のテスト等もあり、ケベック州の移民審査、以前のようなザル的に「誰でも通る」ものから少しずつですが本来の「審査」が持つ意味通りの状況になりつつありますね。


CAQ党は今後も政権公約を実現していくでしょうし、それにより岩盤支持層も増えていくでしょう。こういった姿勢は連邦政府も日本政府も見習ってみては?







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