モントリオールのPlateau-Mont-Royal地区では、今後SUV車を含む排気ガス量の多い車の駐車料金を値上げする方針だそうです。これは今年12月に投票にかけられるそうで、その他の車種の駐車料金はそのまま。現在この地区の駐車料金は1か月約$140と、モントリオール市内でも一番高い地区。
この法案、実は他の地区では既に導入されているとこともあり、エンジンのサイズによって(排気量の多さによって)駐車料金に差を付けたり、バイブリッド車はガソリン車より安くなったりとか。
この狙いは確かに良いかも。ただ、これに反対する人たちも沢山出てきそうですね。特にSUV車とか高級車に乗っている人たちは。差別だ!って訴える人たちもいるかもしれませんね。まあ世界的に地球温暖化防止の流れですし、この政策が悪いとは思いませんが、ちょっと一方通行過ぎる気もします。と言うのは、これって結局車の販売・購入にも今後影響してくるってことですよね。それがまわりまわって雇用とかにも跳ね返ってくるかも・・。
ちゃんと俯瞰で全体の流れを見てこれを決めていれば一番良いんでしょうが、とりあえず排ガス規制を独自にやろう!っていう点だけで動いているならば、その志は素晴らしいですが、どこかで反動が出てきそう。それも含めて受け止めるのであれば良いでしょうが・・・。
本当、環境問題って色々なしがらみやつながりがあって難しいものですねー。
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