この事件、かなり前に当ブログでもお伝えしたと思いますが、その最高裁判決がつい最近出ていたみたいなんです。事の発端は今から約10年前。モントリオール地下鉄駅で、エスカレータの手すりを持つようにと注意された女性が手すりを持つことを拒否。それが法律違反に当たるとしてその場で現行犯逮捕されたんです。
まあ詳しい経緯は端折りますが、つい先日の最高裁では、この女性に無罪判決がおり、「理屈に合わない法律には従わないでもよい」と言う判決理由が読み上げられたんです。
妥当な判決ではないでしょうかね。でもこの女性、なぜかたくなに手すりを持つことを拒否したんですかね??エスカレータに乗っている間の1分強、手すりを持つことがそんなに嫌だったのかな??
確かにこれで逮捕は行き過ぎの気もしますし、法律にしているのもちょっとどうかな?とは思いますが、でも警察官はその法律に従ったまでですからねー。法改正がまず最初では?更に、こういったケースが今後も起こると思います。モントリオール地下鉄スタッフも、警察も、安全面からこういう指導をしているんだと思います。それを拒否された場合は今後、その会話の記録を録音しておくとか、また監視カメラで撮っておくとかしておいた方が良いと思います、自衛のために。
でないと、万が一事故が起きた場合、「管理責任」が問われることになりますからね。
最近は「自分の意思を何よりも貫き通す」事がはやりなのかな?言葉はかっこいいですが、無意味な場面での行動も多い気がするんですよね。なんと言うか、これって行きつくところは「わがまま」になりそう・・。決して「個性を尊重」と言う風には行かない気がするんですか、どう思います??
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