モントリオールに住むEdith Bernierさんは、ケベック州議会議員さんへ、ケベック州の人権等の法律である、「人種、性別、性的志向により差別してはならない」と言うものに、更に「体型、サイズ等でも差別してはいけない」と言う文言を加えて欲しいと訴えています。

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(Edith Bernierさん。CBCニュースサイトより。)

彼女によれば、体型と言うのは自分でコントロールできるものではなくそれは科学により実証されているそう。見たことも聞いたことないですが、そういうのがあるみたいなんです。更に、身近な体型による差別の例として、彼女が耳が腫れて病院に行った際、「ダイエットしなさい、全ては解決します」と言われた、とのこと。


ただこれって本当に法的な規制が必要なのかな??正直、体型・体重は「個人でコントロール」出来るものではないでしょうか?確かにつらいかもしれませんが、ダイエットで体重を落としたり。性別や人種などのように「個人でコントロール」出来ないものと同列で語ることではないと個人的には思います。


上記彼女の例も、正直差別と言うより、体重の増加、いわゆる肥満が健康に悪影響を及ぼすことを念頭に医者が言っているだけだと思うんです。肥満は命のリスクにまで発展するケースもあるので、そこを警告しているのではないでしょうかね。


今でもあるかどうかわかりませんが、昔アメリカでは「タバコを吸う人、太った人」等は要職につけないっていう都市伝説がありました。本当のことかもしれませんが・・。理由は、「自分自身をコントロールできない人が、仕事・部下をコントロールできるとは思えない」からだそう。


今ではそういったのは表向きはないと思います。でも確かに太った人を見るとどうしても「自己管理が甘い」と思ってしまうのは当然ではないですかねー。なんかこの訴えは全く心に響かないというか、賛同者もほとんどいない気がします。


何でもかんでも法律で自身の立場を認めさせようとする現在の風潮においても、これはちょっと無理押しのような気がします・・・。









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