先日、ウォールストリートジャーナルにこのような記事が。巨大な負債に苦しむ、モントリオールに本社を置く世界的な航空機・鉄道企業であるボンバルディアが、鉄道部門をフランスの鉄道大手企業Alstomに総額70億アメリカドル(およそ7,560億円)で売却することに合意した、と。

Bombardier FEB162020 01
(巨額の負債に苦しんでいるボンバルディア。Global Newsサイトより。)

ボンバルディア、Alstom双方とも現時点では何の声明も出していませんが、去年もボンバルディアは中距離ジェット機であるCRJシリーズを三菱に売却しており、負債圧縮のための今回の鉄道部門売却もなんか信ぴょう性がありそう・・。


まあ、負債総額が1兆円近くあると言われるボンバルディア、その負債を圧縮するためには採算が取れない部門などは売却する必要があるんでしょうねー。でもそうなると、鉄道部門で働く人たちはどうなるんでしょうかね・・。ここモントリオールにも鉄道の工場がありますし、また別の問題に発展しそう。労働組合とかが出てきて。


何にせよ、モントリオールの地元経済にとってはちょっと痛いニュースですね。







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