昨日のブログでもお伝えした通り、カナダは現地時間3/18より、LOCKDOWN、国境封鎖に入りました。これにより、カナダ国民及び永住権保持者以外の人たち(例外はありますが)は、基本的にカナダへの入国が出来なくなりました。


ただし、「アメリカ国民」は別です。アメリカ向けの国境封鎖はしておらず、依然アメリカから沢山の人たちが特に検疫等を受けるわけでもなくカナダに入国しているようなんです。


これってちょっと前までの日本の状況と似ているかも。新型コロナウイルスの感染元の中国に対して国境を開き続けていたケースと・・。まあその際は、習主席の来日等色々な問題が絡んでいたんでしょうが、経済的な面での考慮もあったと思います。結果、大変遅れてしまいましたが、中国との国境も事実上封鎖しましたよね、日本は。


その状況と同じようなことが今カナダで起こっているんです、対アメリカとして。カナダの経済を考えてみると、アメリカとの結びつきが極めて強く、簡単に国境封鎖はできないのは理解できます。それはアメリカ側も同じでしょう。ただ、州レベルでは各州の州政府は連邦政府にアメリカとの国境も封鎖すべきと圧力をかけています。BC州では、州内の直近の感染者の半数はアメリカと何らかの因果関係があり、また過去の感染者のうち、アメリカ旅行に行って感染した人たちが多数いたそうなんです。

trump trudeau MAR172020 01
(確かに両国の結びつきは強いですが・・。Global Newsサイトより。)

オンタリオ州政府もカナダ連邦政府にアメリカとの国境封鎖を要請しています。


一方ネット上でのアンケートでも、カナダ国民のおよそ75%(4人に3人)は、アメリカとの国境を一時的に閉じるべき、という立場。


ここでトルドー首相がアメリカとの国境封鎖に踏み切れるか、それともこのまま国境を開け続けるのか。。これって答えがないというか、どちらを選んでも必ず非難されると思うんです。アメリカとの国境を開けっ放しにした結果、新型コロナウイルスの神田国内の感染が拡大した、アメリカとの国境を封鎖した結果、経済が更に悪くなった・・・。どちらにしても「被害」は出てしまうんですよね。それこそ「人命」を取るか「経済」を取るかって言われるんでしょうが・・・。


でもこういう「ネガティブな選択」で、どのような結果・批判を浴びても「決断」するのが政治家、特に一国を預かる人の責任だと思います。


トルドー首相の判断が今後どういう影響を及ぼすか、注目かも。。

************
カナダ現地時間:3/18の朝の最新のニュースでは、アメリカのトランプ大統領とトルドー首相の間で、アメリカ-カナダ間の国境の一時的閉鎖に合意したそうです。ただし、経済に影響が出ないように、閉鎖するのは旅行客向け、だそう。つまり、喫緊の必要性のない人の移動を停める、と言うこと。多分、これが限界でしょうね。。他の国と同様の強力な国境閉鎖はやはりアメリカ向けには厳しいかも・・。でもやらないよりはましですね!








(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)
スポンサードリンク