コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け、また死亡者の殆どが70代以上の年配の方と言う情報を元に、ケベック州では70代以上の方の外出自粛、及び年配の方が住むケア施設への家族等の訪問自粛を呼び掛けております。これに答える形で、ケベック州内のショッピングセンター等でも呼びかけを行っています。
が、実際にはどうでしょうか?実は沢山の年配の方がそれでも外出しているようなんです。私も先週末に買い出しでスーパーに行ったんですが、確かに年配の方が結構いらっしゃっていました。。
ただこれはしょうがない面もあると思います。年配の方向けに各スーパーでは配送サービスも行っているんですが、昨今のコロナウイルスの感染拡大を受け、このサービスを自粛しているところが多く、結果買い出しに出ないといけないことに。またこれはちょっと言葉は悪いですが、年配の方は年齢的にもう「怖いものがない」と言う人が多いのではないでしょうかね?そのため、自粛要請にも従わずに「自分のやりたいようにやる」と言う風に。
また、年配の方だけが注目されていますが、学校が休みとなった若い世代も頻繁に外出しているようです。これもまた問題だと思います。
これはカナダだけでなく、民主主義の国ではどうしようもない面もあると思います、国が強制できるものではないですから。なので、フランスやイタリア等で感染拡大しているのも、結局このような「自粛要請」に従うよりも「個人の権利」を優先した結果ではないのかな?と言う気が個人的にはしております。
ともかく、確かに個人の権利は大事ですが、自分の体のこと、ひいては自分が感染源になって周りの人を不幸にする結果にもなりますので、やはりここは州政府の言うように、外出自粛が良いのではないでしょうかね。。私の会社も現在自宅勤務が殆どで、会社として外出自粛を要請していますから。
どうしても自宅にこもりっ放しだと鬱々としてくるのはわかりますし、私もそうです。なので、気分転換の軽いドライブ等はアリなのでは??
本当、一刻も早い終息を願います!
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