まずカナダ全土において既に感染者総数は43,876人、死亡者数は2,302人。一方ケベック州では感染者総数22,616人、死亡者総数1,340人となっております(どちらも現地時間4/24金曜日時点の数字)。


これを見ても分かる通り、カナダでの感染者総数および死亡者数の半分以上、大部分がケベック州にて発生しているんです。

Tracker APR252020 01
(当然ですが、人口が多いオンタリオ・ケベック州が一番感染者数が多いです。Global Newsサイトより。)


そのケベック州での感染者総数の大多数がモントリオール都市圏で発生。そしてそして、モントリオール都市圏での感染者総数および死亡者数の大部分が長期介護施設で発生・・・。


ケベック州政府のLegaultさんの定例記者会見でも発表がありましたが、ケベック州の感染者総数推移予測における楽観的なシナリオを今のたどっているそうなんですが、例外がこの長期介護施設。ここでの感染者数及び死亡者数激増は予想していなかったみたい・・。


ただこれ、ケベック州だけでなく、イタリアやフランス、スペインなどの医療基盤がここ数年、10数年弱くなってきている国々でも起こっているんですよね。これ、日本も絶対に参考にしておくべき。感染拡大はお年寄りなどの弱い人から始まり、その発端は多分老人ホームなどになるから。ここ本当に重要だと思います!


さてそんな最近のカナダおよびケベック州の情報を:

< カナダ >

- 中小企業向けの家賃補助制度を発表。月50,000ドル(約400万円)以下の家賃を払っている中小企業は、4-6月の家賃を75%減額することで、各州政府と合意。減額分のうち、37.5%はカナダ連邦政府、12.5%は州政府、残りの25%は家主負担になります。つまり、家主側からすれば収入が25%減り、企業側からすれば家賃は25%だけ払えばよいっていう風になります。

- 連邦政府とケベック州政府との間で緊張感が高まる。これは連邦政府が先に発表した学生緊急支援策についてで、同じくケベック州で発表した、夏季時期の学生の農業従事奨励プログラムに支障が出る恐れがあるため。また、ケベック州での長期介護施設での死亡者数増によって、連邦政府保険システムに対してその有効性等に疑問が生じ、再考圧力が高まっているため。


まあでもこれは予想されたこと。州政府と連邦政府とではその存在目的が違うから。保健システム等は連邦政府が考えるべき、カナダ全体の問題。一方州独自の問題は州に財源を与えて、州で解決させる方が良いと思います。が、今のトルドー政権では難しいのかも。。州政府と連邦政府はケベック州だけでなく、うまくいっているとはいいがたいですからねー。でも今は協力して欲しい。


< ケベック州 >

- 医療資格がある者の人手不足が解消されていないため、医療資格がなくてもフルタイムで勤務可能な人はぜひ助けてほしい。これはボランティアではなく、給与・特別手当を支払う予定。

- 長期介護施設以外の地域では、感染者数増とうの数値は安定してきている。感染ピークも数日前に既に達しており、今後2週間くらいはそれでも感染者総数は増加し続けるだろうが、事態は安定してきている。

- ただし、外出時にはマスク着用する、対人距離を確保する、手洗いを徹底するなどの行動を引き続き行っていく必要もある。ケベック州で集団免疫を確保するためには、ケベック州民のマインドチェンジが必要。

- 陽性者1名から拡がる感染者数の推移に関するニュージーランドの研究結果によれば,ケベック州は当初6名弱であったのに対して,現在は1.1名まで減少している。当該数値が1名を下回れば,感染蔓延は縮小に向かうとされる。

- 感染拡大の第二波を防ぐには,隔離措置を段階的に解除し,リスクが低い子供や若年層から集団免疫を得る必要がある。今後数ヶ月隔離を継続し,秋に大人数が同時に隔離を解除するという事態は避けなければならない。


カナダおよびケベック州では少しずつですが、状況が安定期に入ってきている気もします。まだまだ油断は禁物ですが、小さな光は見えてきたのではないでしょうか。


このカナダの状況や世界の状況をきちんと精査して、日本でも取り入れられるものはすぐに取り入れるべきだと思います。無責任で専門性もないコメンテーターなどが恐怖心を煽るだけの無意味な私見を披露する場があるのならば、その時間・場をしっかり行政が顔を出して、現状・対策などを発表する方がよっぽど国民のためになると思います!


頑張ってコロナに打ち勝ちましょう!







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