どうしても毎日毎日コロナ関連のブログ内容となってしまいます・・・。同じような内容になったり、ほかのブロガーの方と内容が被るかもしれませんが・・・。


さて本日は私が現在住んでいるケベック州のコロナ対策を見て、日本政府や地方自治体のコロナ対策で「こうすればよいのでは?これは参考になるのでは?」と思う点をピックアップしたいと思います。

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(この危機に強いリーダーシップを見せるケベック州政府首相・Legaultさん。Global Newsサイトより。)

1. とにかく毎日行政のトップが最新情報等を報告する。

まずはこれ。世界的にコロナ対策で成功している、評価されている国で行われています。ここケベック州でも毎日午後1時に州政府首相のLegaultさんが記者会見していますし、それをLive中継でネットで見れます。日によっては新しい情報がないこともありますが、とにかく行政のトップが毎日顔を出して州民向けに報告するっていうことが大事だと思うんです。

「顔が見えない」人がいくら良いこと、理論的なことを言っても、顔を出して報告する人に比べてるとどうしてもマイナスポイントが出てくると思います。

日本でもきちんと行政のトップが毎日顔を出して国民、県民、市民等に伝えていくのは意外と大事だし、協調性を生むと思います。

2. 他都市への移動を制限。

これも大事。これ、ケベック州でもやっていて、お隣の市に行くことですら極力控えるように言われています。ケベック州の場合は、私が住んでいるラバル市も含めたモントリオール都市圏の感染者総数・死亡者総数が、ケベック州全体のおよそ半数以上を占めているので、この地域から他の地域へ人の移動があった場合、せっかく地方ではうまくコントロールできているのに、感染が広まってしまう可能性が高い・・・。なので、移動制限を行っているんです。


これは基本的に呼びかけ、お願いと言う形で行われていますので、日本と状況は変わらないかもしれません。ただ一つ違うだろうな、と思う点は、警察がこれに協力していること。つまり、パトカー等で警察官がどこに行くのかをチェックし、不要不急の用であった場合は帰宅するように促したり、少なくともほかの都市・街等に行くのをやめるように警告してくれます。


日本でもこれくらいのことをやる必要があるのでは??


日本でも大多数の人はきちんと「自粛のお願い」に沿って行動していると思いますが、それ以外の人もたくさんいますから、警察と協力して自粛推進していった方が良いと思います。

3. 人が集まらないように徹底すること。

これも大事です。まだ日本はケベック州のように外出規制等は厳しくないと思います。こちらではオフィス閉鎖、ショッピングセンター閉鎖、不要不急のお店の閉鎖等が既に1か月以上続いております。そんな中でも、やはり外出自粛を無視する人たちが沢山いるんです。自分は大丈夫、独り者だから迷惑はかけない、若いから大丈夫、などなど。これは日本も同じと思います。


ここでもケベック州と日本の違いが見えますが、ケベック州およびカナダの他の州でも同じ事が行われていますが、行政の「集まらないで!」要請に背いた場合、罰金刑が課せられるようになっている点です。多分、市議会とかで臨時法制化したのでしょうが、警察官が公園とかを見回って、集団を発見した場合、罰金チケットを切るんです。


例えば、自宅で大人数を集めてパーティーをしていた、公園でサッカーを大人数でしていた、などのケースで罰金チケットを切られたという報告がニュースであったりしています。


やはり日本もある程度の罰則を作って対応した方が良いのではないでしょうか?全員が全員、良い人・規則やお願いを守る人ではありませんから・・。

4. 老人ホーム等への警戒を最大限高める。

これも大変重要。ケベック州での死亡者総数のうち、老人ホームでの発生が確か70%-80%程あったと思います。つまり、一番危ないところなんです。これはケベック州だけでなく、コロナ感染で大打撃を受けているヨーロッパでも、例えばフランスやイタリア、スペインで同じような状況。

なので日本でも手遅れにならないうちに、老人ホームや介護施設への重点的なケアを始めるべきだと思います。

5. スーパーやオフィス等への人数制限を設ける。

これは別のブログでも書きましたが、感染拡大防止及び買い占め行為の防止、そしてお年寄りやお子様連れなどの比較的手助けが必要な方を優先的に保護するためにも有効な手段だと思います。


ただ日本ではこれに批判的な人たち、特にメディアに出ている人たち、が多いようですが、感染拡大防止には単純に他者との接触機会を減らすという方法が一番有効だと思いますので、検討願いたい対策です。

6. 外出自粛の中でやってもよいこと・できることを行政がまとめる。

ただ単に自粛要請だけではやはりみな疲れが出てきますし、いつこのトンネルを抜けるのか、不安に陥ることも多々あります。なのでケベック州でも、例えば夕方には対人距離を保ちつつ、散歩してみてはどうでしょう、とか、ドライブしてみはいかがでしょう、とか、「自粛期間中にもできること・やってよいこと」を発信しています。


日本でもそうなんでしょうか?もし違うならぜひやってみてほしいです。やっていいことを積極的に発信することで、人々の気持ちをより強く・協調性が保てる方向に持っていけると思いますから。

7. 批判ばかりするのではなく、協調をもって、ポジティブな報道を。

これは何度も言っているんですが、今は非常事態。今行政が行っている対策が正しいかどうかなんて誰にも分りませんが、でも何もしないで良いというわけではありません。個人個人では色々と反対意見もあるでしょうが、協力できるところはどんどん協力して欲しいです。

こちらではケベック州政府の対応に対して、個人個人が疑問や批判を持っていることもありますが、でもそれを日本のように自称コメンテーターやなんも専門性のない人たちがメディアを通して声高に批判だけをしているっていうのはありません。言いっぱなしで自分だけストレス解消している、自己満足に浸っている人たちはほとんどメディアでは見ません、こちらでは。


上記罰金刑のお話や警察官による監視的な行為等、また学校再開等で色々と個人的に納得できないところもあるでしょうが、それでも全体的には「それくらいやらないとこの危機は乗り越えられない・そして経済的な再開ができない」と言う意識を共有して、皆歯を食いしばって頑張っています。また、こんな状況下でも、ボランティア募集には沢山の人が集まり、また無償・低賃金で困っている人たちを助けてくれる人たち・団体も沢山あり、メディアはそういう人たちを取り上げて、みんなの協力や協調性を訴えています。日本のメディアの姿勢とはまるっきり逆なように感じます。


Legaultさんの対策に対して批判的なコメントをする個人の方は日本と同様沢山います。ただ日本と違うのは、こちらでは日本のように自称コメンテーター、専門性のない素人の人がメディアを通して無責任なことを広めていないというところ。これは何度かお話していますが、こういう人たちは本当に今必要なんでしょうか、日本で。


以上、私が考える、日本でも取り入れてみては?と思うコロナ対策でした。







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