これは元々ケベック州政府のLegaultさんも言っていましたが、5月にまずは小学校や保育園で学校再開をする方針ですが、親御さんの希望により、再開後も自宅で様子を見る、学校に行かせないことは可能なんです。州としての指針を発表して、そのうえで親御さんが不安ならば、親御さんの判断でお休みしていいですよ、って言っているんですね。


まあ各家庭色々な事情や考え方があるので、このやり方はアリだと思います。強制的に一つの方向に全員を向かせるのではなく、選択させるっていうのは。学校再開するにしろ、しないにしろ、絶対に批判っていうのは出てくるんですから。


そんな状況で、ケベック州内の先住民族コミュニティーは、9月まですべての学校を休校にすると発表しました。

MAY012020 02
(先住民コミュニティーの学校はちょっと事情が違うと思います。CBCニュースサイトより。)

これ、ちょっとわかりにくいかもしれませんが、先住民コミュニティー以外の一般の人たち・家庭とはちょっと事情が違ってくると私は思います。と言うのは、先住民コミュニティー以外のところでは、州政府・連邦政府の補助が現時点では出ているとは言え、やはりLayoffされたり解雇されたりで、今後の収入に対して不安を抱えている人たちは沢山いると思います。


在宅勤務ができない、でも子供がまだ小さい・・・。そういうご家庭にはやはり今回の学校再開は経済的には必要だったのかな?と思います。ちなみにケベック州内で13歳以下の子供の死亡者数は0。もっと言えば、死亡者数の88%は70歳以上、そして99%が60歳以上となっているんです。


つまり、統計上、子供たちのリスクはかなり低い・・・。でもこれはあくまでも「統計上」であって、それでも感染する危険性はあります。子供の感染リスクを減らす、且つ生活も取り戻す。この相反する二つを負う必要がある人たちにとっては、批判も多いですが、学校再開は選択肢の一つになると思うんです。


で一方の先住民コミュニティーですが、これはアメリカ等も一緒なのかな、彼らは連邦政府から一定額のお金を死ぬまでもらえるんです。多分、過去の侵略に対する補償っていう意味なんでしょうが、つまり彼らは働く必要がない。なので、子供達もずっと家で面倒見れるんです、経済的な不安を感じることなく。


この制度が良い悪いはここでは問題にしませんが、先住民コミュニティーが言う学校閉鎖を9月まで実施と言うのは、ちょっとバックボーンに違いがあるっていうのを言いたかったんです。


確かに難しい問題だと思います。家族の健康、でもその健康を維持するためにはお金が必要・・・。やはり批判は多いですが、「選択肢」を用意したのは、私は良い方策だと思います。







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