日本のマスゴミは相変わらず一部の偏った思想の人たちの意見をあたかも日本人全員の意見としてメディア等で流していますが、このネット上でのボーダレスの時代、馬鹿なマスゴミに流される人たちは一昔前に比べて格段に減ったと思います。


そんなマスゴミが毎日、日本政府のコロナウイルス対応について批判的に報じていますが、まず「どこの国」と比較して日本の対応が悪いと言っているのか、更に「その国の防疫が成功したとする客観的な理由」は何なのか、などを全く出さずに、ただただ感情的・職業的・事務的に日本政府(与党)を批判しているだけに見えます。



話はちょっと逸れますが、日本に野党っていらない、役に立たないって思うんです。口だけで責任感のかけらもないから。20-30年前の、自民党一党独裁政権で、その中で各種派閥が中道左派・中道右派などのタイプに分かれて「疑似政権交代」を起こすやり方が日本にはあっているじゃないでしょうか?「健全な野党があってこその政治」とか、「二大政党制は必須」とかいう人がいますが、日本は日本。なんでもかんでも海外のやり方をまねればいいわけではないと思います。特に野党なんて、本当に日本の政党なのか怪しい位、日本を、与党を卑下して特定の国を持ち上げたりしていますからね。どこの国の、誰のための政党なのか本当に疑問です。必要ない、無駄でしかない政党だと思います。

MAY152020 01
(こちらのLegault州政府首相と同じく、安倍首相も頑張っていると思います!産経ニュースサイトより。)

さてそのコロナ防疫。感染拡大が止まらないモントリオールから見て、日本の何が良かったのかちょっと考えてみました。生活習慣や風習、マスク文化など、既にメディアで報じられている点を加味して、その上での違いを考えてみると、「貧困層」「多人種・多文化」が一因では、と個人的に思いました。


日本でも貧困層の方たちはいると思いますが、私の勝手な想像ですが、日本での貧困層って、一人もしくは二人などの「個々人での環境」のような気がするんです。勿論、ご家族とか大きな集団での貧困っていうのもあると思いますが。。。一方こちらでの貧困層って、「家族ぐるみ」でのケースが多いんです。貧困層が集団化しているというか、規模が違う気がするんですよね。


結果、外出自粛していても生活のためには外に出なければならない。そして外で感染して、集団に戻って集団感染が起こる・・。これがモントリオールの特定地区で起こっている感染拡大の原因の一つとみられているんです。


私の勉強不足・認識不足かもしれませんが、日本での貧困層の人たちって集団で生活しているイメージがないんです。なので、ここが大きな違い、ひいては防疫に影響しているのかな、と思いました。


もう一つは「多人種・多文化」。これは移民文化とも言えると思います。日本は良い意味でも悪い意味でも日本民族が圧倒的大多数の国。教育水準も高く、ほぼすべての日本人が同じような義務教育を受け、同じような価値観を身に着けます。そのうちの一つが、「他人に迷惑をかけない・自分にちょっと不利になることがあっても、極力協力する」という考え方。これが今回のコロナ感染や災害時に日本人のDNA、共通価値観として機能し、世界が称賛するような行動につながっていると思うんです。


一方ここモントリオールは移民国家カナダの中でも特にカラフルな街。つまり、それだけ沢山の文化・人種が存在し、その数だけ違った価値観があるということ。「他人に迷惑をかけない」という価値観もあれば、「何より自身が納得することが大事」と考える価値観も。そして人々は自分たちの価値観で行動し、統一的な考えで行動することはほぼない・・。これも大きな違いだと思います。勿論今回のような危機では外出自粛等の要請には皆応じますが、そもそも欧米文化として、集団行動・ルールよりも個性(という名の自分勝手な行動も)を重視する文化ですから、集団行動の輪に入れ、と無理強いすることが難しいのも理解できます。


また厄介なのが、当ブログでも何回かご紹介している「宗教的価値観」。今回のコロナ感染ではそうでもないですが、この宗教的価値観を重視し、地元の法律やルールを無視する、無視しようとする行動はよくニュースに出てきます。


なので、私の個人的な見解ですが、貧富の差が激しく、且つ多人種文化の国で今回感染拡大が広まっていて、逆の文化を持つであろう日本や台湾では比較的状況をコントロールできている、と思います。


まあそれでも亡くなった方が数多くいらっしゃるので何とも言えませんが、でも日本および日本政府はもっと堂々と自身をもって行動し、世界に発信してもよいと思います!







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