今回のコロナ騒動以前から、私が今働いている会社は在宅勤務OKでした。実際、私の同僚は週1回出社するだけで、残りの4日は在宅勤務でしたし、私は週1回くらいのペースで在宅勤務をしていました。これはもちろんその業種や職種も関係してくると思いますが、今の世の中で「絶対にオフィスに出社して仕事をしなければならない」職種は少ないと思います。例えば日本で言う総務とか受付とか、外からくるお客さんや業者さんに対応する部署の人たちは確かに在宅勤務は難しいでしょう。

MAY232020 03
(今回のコロナ騒動が日本の働く体系を変えるでしょうか?Bloomberg.comサイトより。)

でも例えば事務作業はどうでしょう。今は何でもネットの時代。会社のサーバー等に関しても、オンプレミスであってもVPN等で接続できますし、またほとんどのケースではクラウドベースのサーバーが多いのではないでしょうか?


一方、お客様向けの仕事、例えば営業等に関しても、必ず面と向かって会う必要はないと思うんです。勿論、大事な交渉や契約書の締結等の場合などは必要かもしれませんが、基本的にSKYPEやMSのTEAMS等でも十分対応可能だと思うんです。そうすることで移動時間や移動費用の節約にもなりますしね。


こういった点を考慮に入れ、且つお客様側もそういうビジネス文化・ビジネス環境に慣れているので、ここカナダを含めた欧米の会社では今回のコロナ騒動でも比較的スムーズに在宅勤務に移れたのではないでしょうか。


逆に日本で四苦八苦しているのは上記環境と異なり、いまだに対面重視の環境・文化だからだと思います。それが良い・悪いという話ではなく、文化・背景としての違いが今回のコロナ騒動で出てきただけのこと。逆にこれを機会に在宅勤務にスムーズに移行できるように、関連のお客様等を含めて、話を進められるのではないでしょうか?上記のように費用や時間の節約にもなりますし、何より「転勤」と言う日本特有の文化もなくなるかも。


私も仕事でお客様とお話する機会が沢山ありますが、お客様はいつもモントリオールにいるわけではありません。トロントのお客様であったり、カルガリーのお客様であったり、時にはアメリカのお客様であったり。物理的に会える距離ではないので、基本的にやり取りはメールやTEAMSなどを利用していて、本当に必要なケースでのみ、出張等でお客様の元を訪問します。


つまり何が言いたいかと言うと、今の世の中であれば、事前にお互いの同意と言うか共通の意識を持っていれば、わざわざ転勤までして密着型・対面型の顧客維持方法を採用する必要はないのではないのかな?っていうことなんです。これがうまく社会の常識として日本に定着すれば、かなり大きな費用対価効果になるでしょうし、遠隔・リモートでの仕事や商談が当たり前になれば、都市への一点集中の人口の偏りも是正できる可能性があるのでは?


今回のコロナ騒動は本当に大変ですし、また日本的な行き届いたサービスの根幹には対面サービスと言うのがあるのかもしれませんが、ここらでちょっとこの状況をうまく利用して、「働く者がより働きやすい、利益を得やすい」環境にもっていくのもありなのでは、と思います。







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