カナダでも日本ほど多くはありませんが、今回のコロナ感染拡大によりLayoffや解雇などにより生活基盤を失った人たち向けに補助金を出す、Canada Emergency Response Benefit (CERB):収入補助金プログラムを実施しております。これは既存のEI:失業保険とは異なり、より簡単・スピーディーに補助金を受け取れるというもの。


ただ、やはりこういうものには不正が必ずあるもの・・・・。不正にこのCERBを利用した人に対して、連邦政府は罰金刑及び禁固刑を検討しているようです。が一方で、これは政権与党であるリベラル党内でも議論を呼んでいて、厳罰設定することでCERBへの申請をちゅうちょする人が出てくる、といった声も。まあその気持ちもわかりますが、不正する者は「楽してお金を得よう」と言う人たち。本当に必要であれば、なんら恥ずかしいこともなく堂々と請求すればよいので、この反論はあまり説得力がないと思います。

JUN102020 02
(不正は許さないという姿勢を見せるのは良いことだと思います。Global Newsサイトより。)

逆にこういう設定・厳罰化を行うことの方が、ひいてはカナダ国民・カナダ経済にとってプラスになると思いますよ。


既にカナダ国内では各州、経済再開の動きが活発化しており、既に120万人のカナダ人がこのCERBを離れて復職、もしくは新規に雇用されているそうです。このCERBはやはり一定の役に立っていたということでもあり、だからこそ不正は許されないと思います。


連邦政府では、厳罰の基準として、

- 復職可能にもかかわらず、また雇用主が復職するように言っても理由なく復職しないケース
- 自営業者が営業再開できるにもかかわらず、理由なく営業再開しないケース
- 仕事のオファーや入社オファーがあるにも関わらず、理由なく断ったケース

この辺りは妥当な理由であり、且つこれはEI申請でも当てはまること。


この危機に際して、補助を不正に利用する輩には厳罰を下すのは当然だと思います。







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