カナダにお住まいの方、住んでいたかはご存じだと思いますが、カナダで一番有名ないわゆる"100円ショップ"、Dollarama。この会社、モントリオールに本社があって、カナダ全州に約1,000店舗以上のお店を持つ大きな会社です。
コロナがケベック州を襲って、感染者数が激増していた時期、ケベック州は「必要不可欠なサービスを提供するお店」以外のお店をすべて閉鎖させました。スーパーや薬局等と同じく、このDollaramaも「必要不可欠なサービスを提供するお店」とされたんです。理由は食品や飲料水等を販売しているから。確かに、格安の値段で食料品を売っているのは助かっている面もありました。
が、その裏ではこんなことが・・・。今回抗議活動に立ち上がった、元・現スタッフは倉庫や物資取集所で働いているスタッフで、その労働環境がコロナウイルス対策をほとんどしておらず、「利益優先」ばかりしていると批判。例えば、人と人との間隔を取る措置が取られていない、トイレも一つ、休憩所も一つしかなく、集団感染が起きやすい環境、などなど。
これに対して会社側は、必要な措置を取っていると言っていますが、抗議活動をしている人たちの中には、こういう抗議を会社側や上司にしたとたん、首を切られた人もいるようです。
これが本当なら、ちょっとこのDollaramaに対する考えが変わってきますね・・・。私はほとんど利用しませんが、奥さんはよく利用しています。家の近所にありますしね。でも抗議活動に賛同する人たちが「ボイコット運動」するかも・・・。
とにかく、この抗議活動が本当なら、会社側はしっかりと従業員を守る措置を取ってほしいと思います。
コロナ騒動は「会社や人の本当の顔」を暴く側面もありますね・・。
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