これはちょっと古いニュースですが、現ケベック州政府・与党であるCAQが選挙公約として「移民数制限」に関係する変更で、去年11月に一度導入しようとしたんですが、州民や議会の反発にあっていったん撤回したものを、もう一度先々月の5月に導入を発表したもの。


ケベック州からの移民申請の場合、まずはケベック州政府から許可をもらわないといけません。それがQuebec selection。これを取得後、初めて連邦政府あてに永住権(Permanent Residency)を申請できます。

JUN282020 03
(抗議をする人たち。気持ちはわかりますが・・・。Global Newsサイトより。)

今回留学生やワークビザで働いている人たちが抗議しているのは、このQuebec selectionへの申請基準を厳しくする変更。この変更が導入されると、フランス語の知識、関連職の就労経験年数等が必須となり、またQuebec selectionの審査期間も長くなるそう。つまり、場合によっては留学生やワークビザで働いている人たちの有効ビザ期限までにQuebec selectionが下りない可能性もあるんです。


この変更に対する抗議活動、モントリオールやケベックシティー等で数百人規模で行われていたそうです。確かに気持ちは理解できます。が、CAQ党はこれを選挙公約にして、選挙に大勝利している以上、この変更を導入するのにためらいはないでしょうね。Legaultケベック州政府首相兼CAQ党党首は別の件での記者とのインタビューで、「ケベック州政府が進めているのは選挙公約ですでに州民に判断してもらっていること。」として色々な選挙公約を実際に導入していっています。


また、今回のコロナ騒動により、はっきり言って経済的にも厳しくなっていく中、労働者数調整という意味、またこれはうがった見方かもしれませんが、留学生のうちかなり大きな割合を占める「中国からの留学生」に対して、昨今の外交上の懸念から抑制しようとする動き、そういうものが合わさっているのでは??と思いました。


ともかく、これからケベック州で移民申請する方、もしくはすでにしていてQuebec selectionをお待ちの方、今後のニュースにはご注意ください!








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