ちょっと前にもエアカナダの記事を書きましたが、こっちの方がインパクトは大きいかも?!

これ、かなり前に当ブログでもお話ししました、回のコロナ感染拡大に伴って、キャンセルされた航空チケットについての問題。当初エアカナダでは返金ではなく、有効期間1年くらいの「クーポン券」で対応していました。つまり、現金を返すのではなく、同じ路線のチケットを今後1年間好きな時に使えますよ、というようなもの。ほかの路線に変更できたかどうか不明ですが、問題は「現金による返金」を拒否したこと。


これに対しては利用者から非難が殺到。それでもエアカナダは方針を変えなかったんですが、多分度重なる非難に屈したんでしょうか、現金による返金に応じる姿勢を見せます。


ただし・・・・・。


「カナダ発の航空チケット以外」で。


どういうことかと言うと、今回返金に応じるのはEU、スイス及びアイルランド「発のフライト」でカナダに来る予定だった旅行客だけ。カナダ発のチケットを持っている人たちは依然現金返金の対象外。


もっと詳しく言うと、片道航空チケットやカナダ発ヨーロッパ行きの往復航空チケットは返金対象外で、依然「クーポン券」対応。

JUN282020 04
(相変わらずの煮え切らない対応。Global Newsサイトより。)

ヨーロッパ等へのバカンスって毎年できることではないし、また昨今のコロナによる経済的なダメージを考えると、クーポン券をもらうより現金返金の方が勿論大事。ただ、返金に応じるとエアカナダ自体が経営悪化する可能性もあるんでしょうね。だから返金は極力避けようとしている・・・。でも今回のような特殊な事情であれば、返金に応じるべきでしょう。その上でカナダ連邦政府が補助するとか。だってJALと同じくエアカナダももう何回も連邦政府からの援助を受けているんですから。


まあ、なんとも「片手落ち」「不細工」な対応ですね。エアカナダのチケットもしくはクーポン券をいまだにお持ちの方、一度得カナダのホームページをご確認ください!







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