当ブログでも再三再四お伝えしております、アメリカにおいての黒人男性に対する過度な攻撃による死亡事件に端を発した、黒人差別反対運動。言わんとすること、そしてその趣旨はよく理解できますが、この運動自体がまたあらぬ方向に向かっているように思えます


これまでも、過去の奴隷制との関わりで銅像を破壊・廃棄したり、商品ロゴを変更したり、映画が見れなくなったり・・。もう「言葉狩り」以上に、「弱者(と思われる側)に過度のおもねる」風潮、そしてそれによる「現代の価値観での過去否定」という、まったく生産性のないものに移行しているように思うんです。本当の意味での人種差別撤廃とは違うところで、「被害者ビジネス・弱者ビジネス」が裏でだんだん大きくなっているというか・・・。


そしてまたまた・・・。世界中で人気のアメリカのアニメ・シンプソンズ。こちらのキャラクターで、白人種以外のキャラクターの声も白人の方が担当していたんですが、それを今後止めて、キャラクターと同人種の声優さんが担当する、と。


果たしてどれだけのアニメ視聴者が、「キャラクターと声優の人種が違う。差別だ!」と思うんでしょうか??


これってただ一部の人間が「重箱の隅をつつくように、些細なことも大きな問題にする」ことに対して「萎縮」しているだけの構造、そしてその隙間を縫って、別の人間を声優に充てるという、一種の「弱者(の体を取っている)からの脅しによるビジネスモデル」に見えます。


例えば、APUっていうキャラクターがシンプソンズには出ていますが、このキャラクター、とてもインド鉛の強い英語を話し、本当にうまく再現しているなーって思うんですが、実はこれも白人の方が声を担当しているんです。これが今後はインド系の声優さんになるっていうことでしょうね。

JUN292020 01
(APUの声はうまく表現できていると思うですけど・・。BBC.comサイトより。)

本当、「差別だ!」というキーワードさえ使えば、なんでも自分たちの思い通りに変更できると思っているグループや個人がいるんでしょうね。でもそれは結局、いろいろな分野で「創造性・進化性」等を奪い、人々は「弱者」を過度に慮り、萎縮する社会になってしまうだけだと思うのは私だけでしょうか。


人種や性別、年齢等において、「機会の平等性」が異なるのは確かに差別と言えると思います。でも「結果」に関しては、人種や性別、年齢等を考慮するのではなく、あくまでも「個人のスキル・経験」等で判断すべきであって、そこに人種等を持ち込むと、それこそ「差別」になると思います。例えば、就職試験で同じような結果であれば、社内の男女比や人種比を考慮しての判断はありでしょうが、試験結果に差が出ていても、まずは「人種枠」等があるのであれば、「良い人材」は逃げていくと思います。だって「不公平」だし、雇う側にとってもメリットはないと思います。


もう一度世間はしっかりと、人種問題の「根本」を見つめなおして、「何が本当に人種差別に当たるのか。そして現代社会でそれを起こさないためにはどうすればよいのか」に焦点を当てて行動すべきだと思います。


本当、私は今の状況は「生産性のない、人の想像力をただただ奪い取り、萎縮させるだけ」の運動のように思えます・・。








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