元々2週間前の7/13に、ケベック州内での公共交通機関においてはマスクの着用が義務化されていました。が、昨日7/27までは「猶予期間」として、マスクを着用していなくても公共交通機関の利用はできていました。が、それも基本的には昨日までで、本日よりはマスクの着用は義務となり、場合によっては乗車拒否される場合もあります。

JUL272020 01
(マスク義務化、これは良い案だと思います。Global Newsサイトより。)

ただ、モントリオール地下鉄の労働組合は、バスの運転手などがマスク着用の有無を調べて都度注意したり乗車拒否したりするのはバスの運転手の仕事ではない、として、マスク着用義務をいちいち調べることはしない、と言っています。確かにこれは納得というか、ラッシュ時に運転手さんがそんなチェックできるとは思えませんからね・・。


ただ、やっぱりケースバイケースで、マスク着用していない利用客に対して注意したり、乗車拒否をする運転手さんもいることでしょう。そういった場合はなるべく警察を呼んで、事を処理するようにと労働組合でも言っていました。そうじゃないと、実際運転手と乗客、もしくは乗客同士が口論に発展して大事になったケースもあるみたいですので。


ただ調査によると、この義務化前は公共交通機関におけるマスク着用率は60%ぐらいだったのが、義務化により96%にまで跳ね上がっているそうなんです。つまり、大多数の市民はちゃんとルールを守っていて、一部の「自由と権利」をはき違えている人たち、「どうしようもないくらい自分勝手」な人たちが、もめ事を起こしているだけなんでしょう。


ともあれ、公共施設内でのマスク着用も義務化されていますし、ケベック州では外出の際は必ずマスクを持って出る、という風にしないとトラブルになりそうです!







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