ちょっと前の記事ですが、ケベック州で公共交通機関におけるマスク着用義務化や公共施設でのマスク着用義務化などが定められている中、ケベックシティーで「反マスク」デモがありました。そのデモをレポートしていたTVAのKariane Bourassaさん。


その彼女の体に触り、さらにマスクしていない危険な状態で近寄っている男性が。この男性、Guillaume Lagacé(26歳)の行為に対しては各所から非難の声が。ケベック州政府副首相のGeneviève Guilbaultさんも声明でGuillaumeを非難。また、カナダのジャーナリスト協会もGuillaumeを非難。この協会の発表によると、協会側はすぐに警察にこの件を通報。その後、写真に写っているもう一人の男性であるJean-François Mongrainはすぐにこの件に関して謝罪したそうです。

AUG022020 08
(問題の行為。どっちがGuillaumeかわかりませんが・・。CTVニュースサイトより。)

が、Guillaumeは反省の色を見せず、結局警察に逮捕されます。が、それでも彼は「レポーターの女性は自身のSNSの投稿に関して、僕をブロックしていなかった、ということは彼女自身が今回の件をもっとエスカレートさせるように促していた」という、自分本位で全く共感を得ない発言をしているそう。さらに、「これはただのショーで、みんなで楽しもう!レポーターはただこういう”ショー”を演出したかっただけ」というように、気持ちを逆なでさせる発言を繰り返しています。


もうこれはただ単にセクハラだけでなく、傷害事件、侮辱罪など、可能なすべての罪状をもってさばいてほしいですね。


まだまだカナダ・ケベック州にもいわゆる「レッドネック」的な馬鹿がいるんですね・・。







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