当ブログでも幾度かお話ししていますが、現在カナダとアメリカの国境は不要不急の要件以外では閉じていて、観光目的等での入国は互いにできなくなっています。が、それでもアメリカからカナダにどうにかして入国して(多分、”ビジネス上必要なので”とかの理由ででしょう)、観光地でカナダ警察に捕まり罰金刑を課せられた人たちもいます。


まあ完全に互いの行き来を制限するのは難しいので上記のようなことは起こりうると思いますが、今問題になっているのが「アラスカルート」という抜け道。ご存じのように、カナダ北西部に位置するアラスカ州はアメリカ領土。車でここに行くためにはカナダに「入国」しないといけませんが、それを悪用し、「アラスカに行く」という名目でカナダに入国するアメリカ人が多いみたいなんです。もちろん、アラスカに行くは嘘で、カナダ国内で観光したりしているそう。

AUG022020 02
(悪知恵を働かせる輩って、どこの国でもいるんですね。Global Newsサイトより。)

これって本当危険だと思います。ただでさえアメリカ国内ではコロナを抑えているとはとても言えない現状、せっかく水際対策等をしっかりしているカナダにアメリカ経由でコロナが持ち込まれる可能性が大きいですからね。


現在カナダの国境警備や入国管理局ではこのような「抜け道」を使えないように、カナダ入国後の措置を講じる予定だそうですが、早めにしてほしいですね。


本当、これってアメリカ人の悪いところがしっかり出ているケースだと思います・・。







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