8月末の週末、モントリオール市内では、警察への予算削減デモが行われていました。これは昨日もブログでお話しした、Black Lives Matter運動の一環として行われていたようなんですが、そのデモ行進において、Sir John A. Macdonaldの銅像を破壊するという行為にこのデモ隊は及びます。

AUG302020 01
(倒された銅像。CBCニュースサイトより。)

Sir John A. Macdonaldとは、カナダの初代首相なんですが、白人至上主義者とか、カナダの先住民を虐殺したとか、色々言われていて、昨今の人種差別撤廃運動に関連して銅像の撤去を求められていました。


けれど、銅像を破壊する必要があったのでしょうか??何度も言いますが、現在の価値観で過去の出来事を断罪するなんて全く馬鹿げたことであり、まったく意味をなさない無駄な行為だと思います。また、そういう過去を力づくでも否定したいのであれば、その過去の積み重ねで現在平和な世界を享受している自分の身分さえも否定してしかるべき。

AUG302020 02
(暴力で歴史を変えようとする行為に対して、何の違和感も持たないのが不思議・・。CBCニュースサイトより。)

自分たちが見たくないものは力づくで破壊して、物理的に見えなくして、でもその人たちが行った善の部分の過去からの積み重ねは引き続き享受したい。本当、自分勝手で幼稚でわがままな主張ですよね。こういう人間が増えると、結局「Diversity」とか言って多様性を求める風潮が強まっていますが、逆に「一方向しか見えない、視野の狭い人間」が量産され、色々なところ・場面で衝突を生むだけだと思います。


本当、世界中に、「自分たちは正しい。自分たちの行いこそ正義。見たくないものは壊してしまう。見たいものだけが正義。」という風潮が広まっていることに危機感を感じます・・・。







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