ちょっと前のことですが、日本のニュースで、「タトゥー情報ですし店解雇 賠償求め労働審判申し立て 東京地裁」と言うのがありました。Tattooを入れている男性が、Tattooを理由に職場を解雇されたっていうニュースです。


この記事については色々なコメントがありましたが、私も基本的には「Tattooは日本文化では”悪”とか”悪いこと”の象徴なので、場合によっては不利益を被るのは仕方ない」と言う意見に基本的には同調します。これは差別とかではなく、「文化的背景」の違いだから。欧米ではTattooはファッションとして認識されていますし、個人的嗜好と言いますか、Tattooは日常生活の中で認知・社会性を確立しているんです。

SEP012020 01
(欧米でのTattooはファッション。Lady GAGAさんも入れています。The Friskyサイトより。)

一方日本ではやっぱりまだまだTattoo、入れ墨はそこまで至っていないし、否定的な印象を持つのが普通だと思います。なので、ある程度「ルール設定」が必要だと思います。


実は私、当ブログでも話していると思いますが、Tattooがあります。全部で3つ。元々、日本で会社勤めをしていて、退社してそれから世界各地を渡り歩いたんですが、その際に、「日本でできなかったこと、興味はあったけど、”社会人として”できなかったことをやってみよう!」って思って、その一つとしてTattooを入れたんです。でも入れる際は、「もう二度と日本では就職できない」ことを覚悟して入れました。ほかにはピアスや鼻ピアスをしたり・・・。今は鼻ピアスはありませんけど。。


ただそれくらい、日本でのTattooのイメージは悪いことを理解して、それでも入れたんです。なので、今回のこのケース、同情する部分はありますが、そういう社会的・文化的背景があるので、ある程度不利益をこうむるのは覚悟していたはず。ただし、です。もしこの方の仕事が客前に出るものではない、もしくはTattooが就業時には目につかない場所にある、等であれば、解雇は行き過ぎだと思います。



飲食店勤務で、Tattooが見える調理師とかサーバーとかであれば、解雇も仕方ないと思いますが、お客様に見えないところであれば問題ないのでは?でもまあ、日本ではまだまだTattooを入れる = ちょっと悪い人っていう認識があるから、それもあるのかも。



海外ではほとんどそういうことはありません。私の職場でも、ゴリゴリにTattooを入れている人が数名います。両手首から肩にかけて、びっしり入っている人とか。その人はかなり上のクラスの役職を持っています。つまりこちらではTattooは個人的ファッションなので、仕事や能力とは関係なし!っていうのが一貫しているんですよね。それこそ文化的背景の違い。お客様先でも、私はTattooが見えることもありますが、何も言われません。どころか、興味津々に訪ねてくるほど。それくらいのことなんです、海外でのTattooって。



ただ日本でそれを求めるのは、私はどうかと思います。なんでもかんでも欧米の価値観・文化を取り入れろっていう風潮、考え方はどうかと思います。良いところは確かに日本風にアレンジして取り込むのは良いと思いますし、実際日本はそうして発展してきたところもあると思います。が一方で、長い歴史的・文化的背景があるものを、急に180°転換させるには、よっぽどの理由がない限り、当事者以外誰も納得しないでしょう。だってそれをするメリットがないから。



柔軟に対応するのは必要かと思いますが、正直日本でTattooを入れるのであれば(特に目に見えるところに)、ある程度の不利益を今後こうむることをちゃんと理解して入れるべきでしょうね。簡単に、その場のノリ・流れで入れると、絶対に後悔すると思います。そこまで重くなくてもよいですが、きちんと「覚悟」して入れないとね。



今後Tattooを入れようと考えている方、もう一度しっかり考えてみてくださいね。







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