モントリオールから北に行った街・Mirabelに住むSarah-Laurence Côtéさん・20歳。彼女は看護師になる勉強をしており、また高齢者介護施設で働いてもいました、コロナ禍・パンデミックが発生する前は。


彼女曰く、モントリオールでパンデミックが発生した当初、彼女はある一人の高齢者介護施設の入居者からコロナウイルスを感染したらしいとのこと。残念ながらその入居者の方はお亡くなりになりましたが、彼女はその後規定通り14日間、隔離していました。


そしてお仕事に復帰しようと思っていた際、この介護施設の方から、「介護士として、施設に戻って仕事をするためには、少なくとも2回、コロナウイルスのテストを受けて陰性結果を得ないといけない」と助言されたそう。これは的を得ていると思います。結果論ですが、世界各地でのコロナウイルス感染拡大と志望者急増は高齢者に多く起こっていましたから、念には念を入れるチェックは必要。


ただそこから彼女の不思議な体験が始まります。5月に再検査を受けて以来、4か月間で8回連続の陽性反応。しかしながら、彼女自身コロナウイルスの症状は全く見えず、且つ一緒に暮らしていた彼氏も感染した兆候がありません・・・。あるお医者さんは彼女が「再感染」したといい、また別のお医者さんは「ウイルス自体はほぼ死滅しているが、まだ体の中にウイルスが残っている」と言い・・。

SEP062020 03
(本当にレアなケースに遭っているSarahさん。Global Newsサイトより。)

結果彼女は学校もオンラインでの参加に限られ、勿論高齢者介護施設でのお仕事もできない状況。


本当に特殊なケースですが、彼女は「私のせいでほかの人たちに迷惑をかけたくない」と、自宅で隔離生活を送っているそうです。本当、素晴らしい、心がきれいな方ですね。コロナ禍で自分勝手に行動している人たちに爪の垢でも煎じて飲ませたい


彼女が一刻も早く陰性反応を得て、学校にお仕事に復活できるよう心より祈ってます!







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