このコロナ禍の状況、沢山の人たちが職を失い、大変な目に会っています。各国政府や地方自治体はそれぞれ支援策を実行して、なんとか被害を最小限に食い止めようと努力しているのもよくわかります。


そんな中、カナダに留学にきている学生さんの団体・カナダ学生移民団体のSarom Rhoさんが、留学生も仕事を見つけることができず、結果労働ビザ申請ができない、この状況を変えるために労働ビザ発給条件の緩和・変更を促したい。として、デモ活動等を行っています。

SEP132020 03
(苦しいのは留学生だけではありません。Global Newsサイトより。)

気持ちはわかりますし、大変な状況だとも思います。


が、これは何度も当ブログで話していますが、国を預かる人々・地方政治を司る人々は、まず自国民を第一に考えるのは当然だと思います。また、留学生の場合、無事卒業できれば、1-2年のオープン労働ビザが支給されるはず。確かに就職の機会は減っていると思いますが、それは留学生にとどまらず、カナダ市民も同様。留学生「だけ」が大変な目に会っているわけではないのです。


また、正直、留学生であろうが、カナダ市民であろうが、学校を優秀な成績で卒業し、インターン等でもしっかり結果を残していれば、学んだ学科にもよるでしょうが、ちゃんと就職口はありますよ。私が勤めている会社はこのコロナ禍でも新卒・留学生の採用を行っていて、実際それで2-3名就職していますから。


Sarom Rhoさんの話によると、留学生には一時的に帰国するっていう選択肢はないんですって。理由は自国もコロナ禍で苦しいから。でもそれの解決策を、留学先にデモをしてでも認めさせるのはなんか違うのではないでしょうか?上記の通り、留学先の経済、もっと言えば、企業にとって有益であると判断されれば、留学生だろうが何だろうが、ちゃんと採用されますよ


確かに運・不運の面もありますし、大事な人材がカナダ国外に流れる可能性もありますが、留学生だからと言って特別扱いをするいわれはないと思います。逆に、留学生「だからこそ」、自分が如何にカナダにとって有益なのかをしっかり訴えて証明するのが大事なのでは?学業成績もよくなく、インターンでの評価も芳しくない、そういう留学生を救済する理由が政府にあるのでしょうか?それは自国の学生さんも同じ状況ですし、逆に留学生だからこそ、「留学先の学生さんより優秀」と言うのを証明する必要があるでしょう。それは当然のことであり、この基準を「運動」により変えようというのは、留学生制度そのものの意味合いをなくしてしまうことになると思います。


立場が違うからでしょうが、なんか同情できない運動だなーって思いました。







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