モントリオール市は来年2021年11月、市議会議員選挙が行われる予定です。それに合わせて、モントリオールの市民団体が少数派の意見を代弁できる議員をもっと増やすべきだとして声を上げております。具体的には、黒人、アジア人、南アジア人(インド、パキスタンなど)、アラブ人などの市民団体が、自分たちの意見を代弁できる議員をもっと市議会に送り込みたい、ってこと。


この意見自体はまあ、ある程度は理解できます。確かに、少数派の意見がしっかり反映できてこそ、特にモントリオールなど多種多様な人種・文化を持つ都市はますます発展していくであろうということもわかりますので。

NOV082020 01
(なんでも「過度・やりすぎ」は対立しか生みません・・。Global Newsサイトより。)

が一方で、その代弁者・議員さんたちが「どこまで」その団体の意見を代弁するのか、それが一番の不安点だと思いますし、その部分が一番市民の理解を得られないと思います。過度に自分たちの団体の価値観をごり押しして、それが通らないと「差別だ!」と騒ぐのであれば、それはただの「弱者ビジネス」でしかなく、大多数の市民からの共感は得られないでしょう。そこが私は一番気になります。


これは、人種により議席を割り当てるという考えにもつながり、結果、「実力・実績よりも肌の色で当選・落選が決まる」っていう、一番意味のない・多数決の原理に反した考えにまで及びそうでちょっと不安です・・。


確かに少数派の意見は尊重はされるべきでしょうが、だからと言って、少数派に「おもねる」ようなことを進めていけば、結果市民間の「分裂」が進むだけのような気がするし、それで得するのは特定の団体だけだと思います・・。







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