2018年12月1日、バンクーバーの空港で、ファーウェイのCFO/Meng Wanzhouさんを逮捕・拘束して丸2年。その間中国はカナダ人2名(Michael KovrigさんとMichael Spavorさん)を中国本国にて拘束。それも現在まで続いております。
中国はこの件に関して今でもMeng Wanzhouさんの無条件釈放を声高に叫び、恫喝によって問題解決を図ろうとしています。しかも、Meng Wanzhouさんが釈放されたとしても、Michael KovrigさんとMichael Spavorさんの二人が釈放されるとは限らない、と一方的で自分勝手な言い分を言っています。
中国は今四方八方に敵を作っていますよね。多分、これ個人的な感想ですが、中国内部って今かなり危ないんだと思います。経済的にも政治的にも安全面でも。なので、外に沢山敵を作って、そっちに中国国民の目を逸らさせる、団結を図るっていう方法なのかな、と。韓国と一緒ですね。
なので、中国が敵を作れば作るほど、私は中国がヤバい状況に置かれているんではないのかな?って思ってしまいます。
ともあれこのファーウェイ事件、今後どうなるかはアメリカの新大統領のバイデンさんにかかっていると思います。そのバイデンさんトルドー首相はこの件に関してお話ししているみたいです。多分、トルドー首相は中国の脅しに対して弱腰対応すると思います、多分バイデンさんにMeng Wanzhouさんの件を保留か取り下げるようにお願いしているのでは?でも、アメリカ国内は共和党派も民主党派も、中国に対しては強硬姿勢を続けるという思惑で一致しているようなので、安易な妥協はバイデンさんにとって船出当初からの致命的ミスになりかねませんよね・・。
逆に保守党の党首・Erin O’Tooleさんは、中国に対してはもっと強く出るべきだとして、中国共産党幹部などに対して制裁を与える法案を可決すべきと主張。これは中国の人権問題に対する対応としてやるべきだと主張しているんです。本来、弱いもの大好きなトルドーさんこそこのようなことを言うべきでしょうが、中国との関係を恐れて何も言わない・・。ダブルスタンダード全開ですね・・。
まあこの件、バイデンさん次第ですが、状況によれば、トルドーさんへの評価にも直接影響してくるでしょうし、外交面でのカナダの立場を悪くする可能性もあり、難しい所です。
どうなることやら・・。
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