今週月曜日にドイツからファイザー社のコロナワクチンがカナダに到着し、すでに本日からケベック州内でもワクチンの接種が始まっております。当面はお年寄りを優先し、その後医療従事者などの順でワクチン接種が進む予定です。


そして本日、現在高止まりしているコロナウイルス感染第二波の状況に鑑み、ケベック州政府は以下の通りの追加措置を発表しました。

DEC152020 01
(ワクチン接種も始まったし、ここが踏ん張りどころかも。Global Newsサイトより。)

<12/17 - 1/11>
- 公務員、一般企業問わず、全ての職種・業種で在宅勤務を義務化。つまり、オフィス勤務は約3週間禁止に。
- 小学校での授業を中止に。オンライン授業に振り替える予定。
- 保育園はオープンしているが、できるだけ家で子供を保護しておくように要請。
- 警戒レベルを引き上げ、より一層注意するように喚起。レベル2(黄色)はレベル3(オレンジ)へ、レベル3はレベル4(赤)に引き上げ。

<12/25 - 1/11>
- 必要不可欠な業種(食料品店や薬局、自動車整備工場にペットショップなど)以外のお店は約2週間強制的に閉鎖へ。COSTCOやWALMARTなどの大型店も、店舗はオープンできますが、食料品以外の販売は禁止されます。これは、その他のお店との公平性の兼ね合いにおいて決まったようです。


逆に規制緩和されるものも発表されました。同じく期間限定ですが、

<12/17 - 1/11>
- 公園や植物園はそのまま開放。
- 野外でのスキー等のレッスンの許可。ただし、コーチ・指導者を除き最大8名までの集まりに限る。
- 一人暮らしの人に限り、別の一世帯の訪問を許可。一人暮らしのお年寄りを家族が訪れるなどはOKということになります。


当面来年1/11までの様子を見て、その後どうするのか、ということでしょうね。その間、ワクチンの接種も進むでしょうし。特に今回の措置強化では、前回の経験を踏まえ、小売業などの営業停止期間をクリスマス明けに設定して、且つ大型店もそれに従うようにしたのが良いというか、評価されるのでは?と思います。


ワクチンも届いたし、これから少しずつ好転していくことを祈ります!







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