この1年近くのコロナ騒乱。世界中でありとあらゆる「日常」を破壊しましたよね。それにより新たに生まれた「スタンダード」「需要」等もあると思います。良い意味でも悪い意味でも、このコロナは世界を一変させるものだと思います。


そんな「新スタンダード」の一つに「働き方」があると思います。「在宅勤務」ですね。これ、私が今働いている会社、およびカナダで働いた他の会社では結構普通に導入されていました。働き方に対する考え方、文化・歴史的な背景の違い等もありますが、寒さが厳しい地域で雪のために出勤できない、学校が休みになったため出勤できない(子供を家に一人で置いておくことは法律違反になるので)、などの理由で「在宅勤務」に対する理解が大きかったと思うんです。

JAN152021 04
(在宅勤務の一般化は大きいと思います。TheConversation.comサイトより。)

更に、在宅勤務を積極的に導入することで、地元にはいない有能なスタッフを雇うこともできる。しかも別途費用が掛からずに。実際、私が現在働いている会社では、基本的にプログラマーは在宅勤務で、メキシコやニュージーランド、東欧に住んでいます。契約の形態もあれば、正社員として雇っているケースも。


つまり何が言いたいかというと・・・・。


多分今後は「海外就職」というのが難しくなるのでは?ということです。医者や看護師など、対面が必要な需要の多い職種以外の場合、特に「リアルタイム」に対応しなくても良い職に関しては、今後はアウトソーシングが増えそう。今でもそうでしょうが、今後はこのコロナ禍でその可能性が色々な業種でテストされたと思うので、より増えていく感じがします。


まあ、あくまでも私個人の感想ですので本当にそうなるかは未知数ですが、そういう流れが加速しそうな気がします・・、これから海外就職を目指している方には申し訳ないですが・・。







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