カナダ統計局(Statistics Canada)の調べによりますと、2019年末において106万人いた、「永住権取得後5年未満の移民者」の数が、2020年末においては「102万人」と約4万人の減少をみせているそうです。


これは、コロナ禍により、より自分の家族と近い所で生活したい、よりコロナをコントロールできている国で生活したい、などの理由により、カナダの永住権を持っているにも関わらず、自国に帰国したりする人が増えたから、と分析しているそうです。

MAR112021 01
(カナダの都市部ではロックダウンもありましたから・・。Global Newsサイトより。)


更にデータによれば、5-10年カナダに滞在している永住権保持者の数も2019年の117万人から2020年は114万人と減少傾向に。


まあ、例えばご家族で永住権を持っていらっしゃる方とかは自国に帰ることも選択肢としてあると思いますので、この数字は驚くことでもないのかな、と。更に、カナダの永住権は5年毎に更新され、その5年間のうち2年間をカナダで生活していれば永住権は保持できますので、一時帰国って言う意味合いが強いと思います。でも中にはそのままカナダに帰ってこないケースもあるでしょうけど。


まあでも今年1月の新規永住権取得者は去年同月に比べて多いみたいですし、減った分、永住権待ちの人にはチャンスが広がるのかな??







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