モントリオールでは1989年、Ecole Polytechnique(モントリオール理工科大学)と言う大学にて銃の乱射事件が発生し、14名がなくなり、14名が重軽傷を負いました。しかも亡くなられた14名はすべて女性で、犯人・Marc Lépine、25歳の女性蔑視思想も話題になりました。


今でも事件当日には追悼集会があり、現カナダ政府首相のトルドーさんも地元モントリオールでの事件なので参列しているそうです。まあ、それ以上に彼の「活動家」としての面からの参加でしょうね。


そのトルドー首相へ、事件の遺族や現役大学生らが、「今後はこの追悼集会への参加を禁止する」と言う最後通牒・絶縁状をたたきつけたんです。理由は現政府が進めているC-21と言う動議。

mar202021 06
(薄っぺらい信念、確固とした理念が無いのが見透かされたんでしょうね。CTVニュースサイトより。)

これ、色々な現行法律に対する修正案が含まれているものですが、その中には銃規制に関してのものも入っているんです。詳しい内容は割愛しますが、その中には昨年議会で通過した、新たな銃規制法に関する修正もあるんです。そしてそれが銃犯罪被害者・被害者家族の逆鱗に触れているんです。


例えば、去年の議会で、「過去に犯罪に使用された重火器の売買禁止」と言う法律も通過したんですが、トルドー政権ではその「過去に犯罪に使用された重火器」の選定を首相に一任する、首相が選べるというのがあるんです。


つまり、首相の気持ち次第でいつでもこの法律はザルになる・・・。


本当、トルドー首相って都合のよい活動家。無難で傷を負いにくい相手に対して得点稼ぎのアピールをして、それ以外は沈黙。このケースなんてまさにそう。


本気で銃規制をしようと言う気持ちはなく、ただ自身のアピールのために利用したいだけでしょうね・・。







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