コロナ禍が始まった2020年。この影響は世界中で様々な分野に多大に影響しました。一般生活、ビジネス、色々と・・・。


それはスポーツ界も一緒。あるスポーツはリーグ戦の開幕が遅れたり、試合数を減らしたり、中断したところもあったのではないでしょうか。また、カナダとアメリカでは同一リーグを組んでいるプロスポーツが多く、カナダ-アメリカ間の国境閉鎖が色々と影響を与えております


例えば、今リーグで久々に大躍進したモントリオール・カナディエンズが所属するNHL。NHLではリーグ戦で通常東西地区や中地区などに分けて対戦しますが、コロナ禍の中では、とりあえず東西地区戦はアメリカ国内のチーム同士で、そしてカナダに本拠地を持つチームだけでカナダ国内でリーグ戦を組んで対戦していました。


そしてMLB。こちらは現時点でトロント・ブルージェイズだけがカナダに本拠地を持つ球団。

JULY182021 02
(ブルージェイズも色々と苦しんだシーズンでしたね。CTVニュースサイトより。)

ブルージェイズもコロナ禍に苦しめられたチームで、カナダ連邦政府はチームに対して「特別移動許可」を発行しなかったんです。つまり、トロントで試合をして、次にロード(アメリカ)に出て、またトロントに帰ってくるという通常のリーグ戦のスケジュールが組めなくなったブルージェイズ。苦肉の策として、このコロナ禍のシーズン中はアメリカ国内のニューヨーク州バッファローを仮の本拠地として、アメリカ国内でリーグ戦を戦っていたんです。

だ、この度、カナダ連邦政府がこの特別許可を出すことになり、7/30より本拠地トロントでの試合開催が可能に!

まだまだスタジアムの受け入れ観客数の制限はありますが、2019年9月29日にブルージェイズの本拠地・ロジャーセンターで行われた試合以来、およそ670日ぶりにトロントでのMLB公式戦が開かれるそうなんです!

いやー、一刻も早くコロナ禍が終わって、私もトロントまで試合を見に行きたいです!







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