カナダ連邦政府与党のリベラル党、及びトルドー首相は繰り返し来月9/20に解散総選挙を行う、とアナウンスしている様子。

AUG122021 02
(トルドー首相、勝算あっての解散でしょうね。ロイターより。)


まだ現時点(現地時間8/12)では、これは公式の発表ではないようですが、近いうちに正式発表し、連邦議会の解散及び総選挙に入るみたい。


前回の総選挙が2019年。その時、リベラル党は第一党を死守しましたが、議席数を大幅に減らし、少数与党に。その影響で現在、連邦議会ではリベラル党の出した法案が議会で通過しない状況に業を煮やしたリベラル党・トルドー首相が解散総選挙を決意したみたいです。


それに伴い、野党である保守党やNDP等も動きを活発化しております。特に前回総選挙で同じく議席数を減らしたNDP党は巻き返しを図りたいところですが、どうでしょうねー。


一方保守党も前回総選挙時の勢いがないような気も。前回総選挙後に党首となったErin O’Tooleの手腕も未知数ですし。現時点での世論調査では、リベラル党が勝利し、前回失った議席も回復する模様。安定多数とまでいくかどうかは分かりませんが、与党・リベラル党が議席を伸ばしそうな雰囲気


確かに、2019年まではトルドー政権はちょっとリベラルすぎと言うか、カナダ国内事情を無視してのパフォーマンスが目立っていましたし、それが前回総選挙の結果に繋がったと思います。が、その後のコロナ禍では、逆に私はうまく対処してきたと思っていますし、多分そのことが高評価されて、結果選挙で勝つ、と言う気も。


今秋は11月にはモントリオールの市長選挙もあるし、また日本でも総選挙が行われる予定ですよね。


2021年後半は、予期せず選挙の年になりそう。







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